・前日。
0950:プロテイン
1210:鍋+MCTオイル+アマニ油。プロテイン摂取のタイミングが遅かったので昼飯も少し後ろにズラした。
1400:ヨーグルト+MCTオイル+アマニ油+アガベシロップ+ナッツ系。
1500:外食ステーキ。半ライスとマッシュポテトもあるので糖質はかなり多め。その後1時間半ほど歩いたが、まぁチャラにはできないだろうな。糖質ダメージはある程度は抑えられるかもしれないが。
1910:ヨーグルト+MCTオイル+アマニ油+アガベシロップ。
2030:塩サバ+豆腐+ゆで卵×2。塩サバが結構キツかったな。ヨーグルトを食ってすぐってのもあって食欲がないとキツかった。
いつものステーキを改めて観察すると、マッシュポテト(加熱したデンプン)と半ライス(加熱したデンプン)で糖質はかなり多いな。まぁ今の2週間に1回のペースならそれほど大きな問題にはならないとは思うが、もしかしたら片方はやめる必要が出てくるのかもしれない。


・睡眠時間6~8時間。
またちょっと断続的な覚醒が多かったな。寝つきが少し悪くて室温を1度下げたりしたが、そっちはあまり関係ないか?暑い時もこうなってたし。朝から歯医者があったのでそのストレスの方かな。
しかしやはりこっちの方が起床しやすいな。断続的な覚醒があってもこちらの方が睡眠としては良いのか。


・体調。
昼寝は少しできたっぽいか。夕方に少ししんどい時間があったが、まぁ動けなくはない程度。休めるなら休みたかったが、連絡があったので作業はしてた。


糖質制限
前回の本をもとにあれこれ考え中。
脳内シミューレションの限りだと、昆虫食時代に野菜を食ってるとは思えないんだよな。昆虫が食えるのに、わざわざ食いづらい植物を食う意味が特にない。せいぜい果実やナッツ系があるくらいか。まぁあの頃の果実は今より格段に糖質は低かったと思うが、ナッツはそんな変わってるのかな。変わってないのであれば、昆虫とナッツはわりと食っても体質に悪影響は及ぼしにくいと考えられるのだが。
あと、昆虫食の場合は特にそれほどの運動は必要なさげか。芋虫なんかであれば別に大した運動量もなく捕まえられる。探す手間は多少はあるだろうけど、まぁ言うてその程度だろう。「1日1万歩」とかが必要とはとうてい思えない。まぁ運動量が少なければみすぼらしい体になるとは思うが、健康に大きな害を与えるとは思えないな。運動よりは食事の問題に見える。
とりあえず昆虫食についてざっと調べてみたが、甲殻類アレルギーと同じ感じのアレルギーが発症しやすいのか。だったら自分はかなり厳しいな。そして栄養素に関してはまだあまり詳しく調べられてはいないのか?というか情報の信頼度がかなり低いか。「タンパク質が牛の2倍」という情報もあるが「コオロギと牛は同程度で、乾燥させると水分が飛ぶので牛の2倍扱いになったりする」という情報もある。糖質制限に関してもネットの情報だけだと不完全さをかなり感じたので、本当に情報が欲しいならこれまた書籍の方が良さそうかな。
インスリンに関してはよくわからんな。いちいち脂肪として蓄積することを考えると昆虫食よりは哺乳類を食うことを意識しているような気がするものの、睡眠中の栄養源として使われている可能性もある。一概に「哺乳類を食う方向で進化したんだ!」とは言い切れない。
ただ、テストステロンに関しては昆虫食を前提としているとは考えづらいか。テストステロンはどうも「座席を流動的にすると下がる」という性質があるっぽくて、縄張りを意識している感じがある。つまり「定住」を前提にしている感じがある。その頃は確かもう昆虫食ではなかった気がするし。ただ、昆虫食と定住の相性がそこまで大きく悪いってわけでもないか。哺乳類と同様、狩りに出かければ良いだけではあるしな。
ともあれテストステロンから考えると定住を前提にしている可能性が高く、そうなると昆虫食時とは違い相応に運動を前提としているか。実際、軽い運動でもテストステロンは上がるからな。となると、やはり今の人体は昆虫食よりも次の世代をベースにしている可能性が高いように見える。
ていうか、今の季節で考えてたからアレだけど、冬場だと昆虫食はキツくないか?氷期以前に。かつても四季があったとして。となると、昆虫食でもインスリンの意味はあるか。
うーん。圧倒的な情報不足感が否めない。推論はできるが、満足いく精度が出せそうにない。ここらへんも書籍をあたる必要があるか。
「もともとの人間が食っていたものを食うようにすれば体調はだいたい良くなる」というのは今ならわりと賛同できる。人間はわりと貧弱なイメージがあるのでちょっと栄養が足りないだけで機能不全に陥るイメージがあるが、人間以外の動物がちょっとやそっとの栄養不足で機能不全に陥るのはイメージできなくて、その流れで言うなら太古の人間も世界にとっては動物の1種でしかなかったからその頃の環境だったら問題はかなり軽減するのではなかろうか、という感じ。
ということである程度は昔の環境に寄せてみたいんだよな。ちゃんと能力を維持するために。食事だけじゃなくて日光とかそういったところも必要なはずだが。
しかし探し方が難しいな。単純に糖質制限で検索しても、ここらへんの歴史的な言及をしているのは自分が読んだ本以外はそう多くなさげだし、見つけたやつも自分が読んだのとかぶって終わりそう。
しかし糖質の歴史に言及している本はわりと人工甘味料を肯定してる感じだなぁ。わりと人工甘味料否定派は大した根拠がない印象なので、やはり安全なんだろうか。否定派の根拠も「胃腸に入ると有毒ガスを出す」とか程度で、それは実際には他の食事でも発生する事象らしいしな。重要なのは毒素を出すかどうかではなく、解毒できないレベルの摂取量がどれだけかという話だろうし、そういった方向での主張は今まで1つも見たことがない。逆に肯定派の方はそこらへんの閾値を提示しているので、その閾値への反証とかあるならすれば良いだけなんだけどな。
ともあれ、自分が探している情報は糖質制限から探してもムリそうなので、他の要素から探してみるか。ひとまず昆虫食からいくかぁ。虫は全般的に苦手なのでAmazonみたいに書影がずらっと並ぶのは怖いんだけど。
というわけで検索したが、意外とそこらへん気を遣ってくれてる本が多くてありがたい。しかし歴史的な言及はあってもわりと現代寄りというかここ2000年くらいの話っぽいかなぁ。できれば1万年以上前の話が見たいんだけど。
「原始人 食事」で検索してみたらそのものずばりの「原始人食」系のタイトルが出てきた。2013年か。ちょうど糖質制限の本が出た頃っぽいかな?ちゃんと歴史的な言及もあるっぽいので良さそうだが、あいにく電子版がないか。そして中古しか出品されてないか。とりあえず著者名で改めて探したらKindle版で似たものが出てたのでサンプルを見るなど。前回の本と重なりつつも色々と違う部分が目次だけでも出てくるな。そしてここでも出てくるリーキーガット。まぁそれはそれとして「豆を食うな」ってのと「果物は食え」ってのは前回の本とは明確に違いそうな点だな。あと、この本だと人工甘味料はダメって感じか。まぁだいたいは原始人の食事ベースなので納得はできるが、「豆を食うな」ってのがよくわからんな。果物を良しとする理由もわからん。根菜も食ってるよなこれ。特に糖質が高いであろうカボチャとか。ベースとしている事実・データが前回の本とかなり重なってるようなので、そこらへんの解釈の違いがとても気になる。自分が何かを勘違いしているならそれを修正しうる情報源な気がする。もう1つ同じ著者の本があるんだけど、こちらは内容は似たような感じかなぁ。1つ目の方が実際のレシピへの落とし込みとかがあって、2つ目の方は解説に力を割いてる感じ?一旦2つ目の方を読んでみるか。サプリとかをそろそろ補充したいんだけど、そのための事前知識としても使えそうだし。


・本:原始人食。
とりあえず忘れないうちにタイトルだけ書いておこう。あとから検索する時に逆方向にたどるのも面倒だろうし。「間違いだらけの食事健康法--現代人が「慢性病」を抱えた理由--」。表題からは原始人食という要素がなくなってるな。ウケが悪かったか。
とりあえずまずは気になった部分だけピンポイントに読んでいきたい。
豆類の摂取がダメなのは「フィチン酸でミネラルの吸収が阻害されるから」か。ざっと調べたら大豆にも普通に入ってるが、発酵すると減るっぽいか。そもそも大豆はやはり生食できないタイプっぽいし、確かに原始人が摂取していたとは考えにくいな。ひとまず了解した。
果物に関してはなんか「今みたいな果物は昔もあったよね」という前提で書かれているように見えるので注意は必要そうかな。ただ、前回の本では「ビタミンCなんて吸収も保持もしにくいものが本当に人体に必要なのか?」という結論だったが、今回の本では「壊血病(船乗り病)を考えるとビタミンCは必要」とあって、まぁ確かに魚なり保存食なりだけなら低糖質ではあるものの野菜や果物の摂取は減って今の自分と同じような食事になって何かしら問題がありそうと思える。まぁ合わせると果物じゃなくて野菜を食えという話になりそうだが。一応、終盤の方で「バナナなど糖度の高いものは控える」ってのはでてきたな。それでもリンゴとかクリが普通に推奨されている部分が前回の本とは大きく違うか。
現時点では「人体の成り立ちから考えた食べ物」という部分では前回の糖質制限本と似ているが、食べるべきと主張するものやデータはDaiGoさんの本に似ている印象がある。食材の選定や料理法(加熱主体)などを見るにそれほど原始人の生活準拠っていう感じはしないんだけど、どういった流れでこうなるんだろうな。というわけでそろそろ頭から読んでいくか。
早速原始時代の食事の話。「肉食獣が食べ残した動物の死骸を食う」という発想はなかったな。また、歯・顎・腸管といった特徴からわりと昔から植物系を食ってたっぽいか。まぁ特徴からの推測に過ぎないっぽいが、まぁ昆虫メインというのも推測だから現時点ではどっこいどっこいか。
「骨格や腸管」は確かに重要な要素だな。それらが適している食事こそが人体の本来想定している食事と仮定しても良いだろう。そして現在の骨格はかなり肉食想定でできてるっぽいな。
しかし動物の家畜化も農耕革命が始まってからか。そうなると家畜を食うことは想定されてなさげだなぁ。牛乳とかそっち系も想定はしてなさそう。ていうか早速その話題が出たな。乳糖を消化する酵素が日本人に不足しがちというのは知っていたが、これが遺伝子の変異による差なのか。そして8000年前の変異でようやくヨーロッパ人付近のみが所持するのみか。思ったよりは意外と広く分布しているなという感じだが、それでもやはり全世界を変えるには足りない感じだな。
乳製品は避けろとあったので調べてみたが、ヨーグルトに関しては乳糖が乳酸菌で分解されるようで特にそういった問題は起こらなさげ。これは一旦現状維持で良いか。カルシウム濃度が高すぎるのは問題っぽいので、マグネシウム方面をどうにかする必要があるかもしれないが。
自分が知りたい情報がかなりピンポイントで出てきた。引用すると「狩猟採集民族は、マンモスのような大きな動物からシロアリのような昆虫にいたるまで無数の種類の獲物からタンパク質を摂取していました。また、ビタミン、ミネラル、食物繊維、ファイトケミカルなど豊富な栄養素を含む100種類以上の植物やベリー類を摂取していました(注34)」。で、この注34が示すのが「Food and Evolution. Toward a Theory of Human Food Habits. 1987; pp 261-283. University Press」。1987年の書籍っぽいな。Kindle版も売ってるが5000円超えの英語書籍かぁ。キツいな。
ともあれここが前回の本とのベースの大きな違いっぽいかな。前回の本はかなり昆虫食~肉食に寄った話だったが、今回の本では多様なものを摂取していた想定になっている。そして自分も人体はおそらく昆虫食の次の時代あたりがベースだろうと思っているので、今回の本と想定は重なりそうではある。
しかし話の流れ的に縄張り意識ってのは農耕時代からになるっぽいか。そうなるとテストステロンの方面から考えると農耕時代の影響がありうる?いや、どちらかというと定住の方が重要なんじゃなかろうか。まぁ実際にテストステロンの話が出てきてるわけではないし、定住で説明はつくので一旦置いておこう。
テストステロンじゃないけどタウリンの話は出てきたな。肉類にも普通に含まれているのか。改めて調べたが、牡蠣とかにやたら多いだけでグラム換算だとエビも牛肉もさして変わらんか。じゃあ今の肉食が続くのであれば牡蠣サプリは不要になっていくのかなぁ。
GI値の話が出てきて「GI値よりも糖質の量の方が重要だよなぁ」と考えてたら「GI値と炭水化物含有量をかけたグリセミック負荷が重要」という話が出てきたので、それは確かにそうと思うなどした。ちゃんとそういうワードがあるんだな。
とりあえず「肉を食え」「穀物(加熱デンプン)は避けろ」というのは共通してるな。共通要素の信頼度は高いが、共通要素だけ摂取するとなると結局偏ってしまうので、ちゃんと自分なりに考えをまとめて摂取するものを調整する必要がありそう。
「原始人食と糖質制限は何が違うのか」という話。しかし論理展開は雑ではあるな。ここらへんは前回の本の方がずっと良い。まぁ一般論的に「糖質制限だと質の悪い肉類や乳製品の摂取が多くなりがち」となるのは良いんだけど、「だから糖質制限とは違う」というのは雑だな。糖質を増やして良い理由にはならない。
そして引用になるが「血液中にケトン体が大量にある状態は「ケトアシドーシス」と言い、血液が極端に酸性にふれる病態です」というのは明確な嘘だ。それは「ケトーシス」であって「ケトアシドーシス」ではない。「ケトーシス」+体が酸性に傾いた状態=「ケトアシドーシス」だ。確かにケトアシドーシスは危険だが、単なるケトーシスに危険性はなかったはず。
この時点でかなりこの本の信頼度が落ちたな。論理展開の雑さと(例え話ですらない)明確な嘘が出てきたので他の要素も信頼性はだいぶ下がってしまったな。まぁひとまず読み切るつもりではあるが、何も採用はしない気がする。
こうなってくると読むのがしんどいな。「XXは危険」という話が出てきても「はぁそうですか」という感じになってしまう。でもまぁ筋肉の痙攣はこの前のこむら返りに関連しそうだし、糖質の摂取が少ない影響は出てるのかもしれない。が、やはりこの情報を真に受けることがもう自分にはできない。別の情報経由じゃないとムリだな。「調べるキッカケ」までは得られそうだが、「この本に書いてあったから正しいと仮定して採用しよう」とはならなさそう。
うーん。ひとまず今日はここまでにするか。信頼できないのにこれ以上時間をかけるのはムダな気がしているので、あとは気になる部分だけかいつまんで終わりになりそう。


ケトアシドーシス
念のため調べたが、一応「ケトン体が極めて大量にある状態」が確かにケトアシドーシスではあるか。でもまぁ単にケトン体が増えただけでケトアシドーシスになるわけではないので、嘘とまでは言わないまでも明確なミスリードではあるな。やはり信頼性の低さは特に変わらない。