「コマ大数学科 特別集中講義」読了メモ

久しぶりに「オビ」に惹かれて購入(実際にはオビに惹かれて買った記憶はないが、忘れただけの可能性も高いので「久しぶり」ってことで)。


内容は対談+過去問+アルファ。
対談を読んでいると昔を思い出す。自分で問題を作成していた頃とか、データから強引に出した近似値は吐き気がするとか。
数学と映画ってどう対応付けてるんだろうというのが一番興味があって、その部分の話は聞いてしまえばすごく当たり前というか、他の分野でもそうだというか、数学の探求ってそもそもそういうもんだっけという感じがした。
過去問は番組を知らない人向けのものな感じ。一応、黒板のやつが読めるという点で番組を見てる人にも薦められなくはないが数が少ないか。たぶん、この本単体で完結させるためなんだろうなーとか。


で、昔作ってた問題で、思い出したのをメモしておく。

穴の開いたタライがある。その穴からは1分間に1リットルの水が出る。タライの容量は10リットルで、1秒間に100ミリリットルの水を入れるとき、タライが水でいっぱいになるのは何秒後か。

小学校低学年あたりの時にTVで出た問題。自分より年下とおぼしき出演者がこんな感じの問題に自分より早く答えたのにショックを受けて、しばらくはこの手の問題ばっかり考えてた。「さらに、その穴から出た水が、穴の二つ開いたタライに入るようになっていたとき〜」とか応用も考えたり(今見るとあんま応用できてない気はするけど)。

長さを決めて、適当に長方形を描く。さらに適当に1:1とか1:2とか比率を決めて辺に点を設定する。その点から他の点(頂点や作成した点)に線を引く。さらにそれらの線やら辺からさらに線を引いたりしていく。そうして分割されてできた図形のそれぞれの面積を求める。

昔は幾何学模様やら図形問題やらが好きだったので、こうして適当に描いた図形の面積を求めたりしていた。計算結果の確認は、全ての図形の面積の和と、元の長方形の面積を比較すればよいので楽。