確率メソッド

どんなに低い確率でも危険ならば避ける.それが確率メソッドです.


次のようにして使います.


牛丼食べたらBSEで死ぬ確率があるから食べない
「甘いものを食べたら糖尿病で死ぬ確率があるから食べない」
「外出したら交通事故で死ぬ確率があるから外出しない」


アメリカの牛肉を食べるなんてとんでもありません.他の国の牛肉なら安全です.だって「BSEの発生が確認されていない」んですから食べて死ぬ確率は0%です.
牛丼を食べるか食べないかは自分の意志で決められますが死ぬ可能性のあるものを出すなんてとんでもありません.ふぐ料理は日本の伝統だから別に良いのです.


このメソッドを使う人はとことん合理的に生きています.モニターの中から彼女が出てくることはありません.彼女が自分を裏切ることもありません.外出したら死ぬ可能性があるので外出はしませんし,働いたら辛い事があるかもしれないので働きません.


期待値などで考えてはいけません.0.0001%も99.9999%も危険であることに変わりはないなのです.「自然発生するBSEの確率」が「牛肉を食べて発生するBSEの確率」より多くても関係ないのです.牛肉を食べないことによって0.0001%でも危険な確率を減らすことが大事なのですから.