ダブスタについて:其の壱

ダブスタ関連の記事を見て、どうでもいいなぁと思いつつも少しばかり嫌悪感が生じたのを確認したので考察雑記。


まず気になるのはダブルスタンダードは論理的な欠陥かどうかということ。「鳥は飛べる」「でもペンギンは飛べない」みたいな例外処理の導入は論理的な欠陥なのか。「Radium Software」のYesnoあたりの記事を見ると「それは矛盾であり、通常の論理では扱えない」という風に見えるけど、実際にはカテゴリーやらレイヤーやらが違うわけだし、必ずしも論理的欠陥とは呼べないのではないかという疑問。


で、思い出したのが「言ってることとやってることの違い」の話で、妥当性が低くなるだけなのではないかという仮説。ねっころがりながら棒読みで「あいしてるよー」と言っても説得力がないのと同様、他人には強要するけど自分は何もしないというのは説得力がないのだという仮説。でも、これでは嫌悪感の説明がうまくいかない。