アンチリアル=ジェットコースターへの恐怖?

今までゲームに対して特に自論(持論)を持たずに生きてきたのだけれど、今の仕事の内容的にそろそろ考えなきゃいかんかなーとか、それがわかれば「当たり」を引く確率が制御できるかなーとか考えて、多少こねくりまわす今日この頃です。
で、そのメモを載っけとくのですよ。


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自分のゲームに対するおかしな挙動として、「メタルギア」や「FPS全般」を避ける、という点が挙げられる。これらのゲームシステムに問題があるわけではない。評判は良いし、プレイ動画や実際に目の前で弟とかがプレイしているのを見て面白そうだなと思ったりはする。実際にやれば面白いと思うだろうし、はまるだろう。しかし、「最初の一歩」を躊躇してしまう。で、その原因について考えてみた。


この原因に対して色々(はまると散財しそうとか、プレイ時間の問題とか)考えてみたが、一番実感に近いのは「ジェットコースターに対する恐怖」だった。ジェットコースターは実際にその身を多少危険にさらすが、上記の(というかほとんどの)ゲームにはそのような危険はない。しかし、ホラー映画・ホラーゲームに見られるように、「恐怖(スリル)」を味わうためにはその身を危険にさらす必要は実際にはなかったりする。


で、何故恐怖を感じるのか。ホラー系などに見られるように、おそらくはそれを「リアル」に感じてしまうからではないか。例えば、ジェットコースターならば「落ちるかも」という風に感じ、メタルギアならば「見つかったら殺られるかも」という風に感じるのではないか。書いててちょっと違うなという気はする。どちらも「実際にはたいしたことは起こらない」という認識はあるはず。ただ、ソレがリアルになればなるほど増幅される類のものだというのは実感できる。


ということで、ジェットコースターと同じで、それがすごくなればなるほど自分みたいなヘタレにとっての心理障壁は大きくなるんじゃないか、という仮説。流されやすい自分としては、こういう没入感による恐怖の過大評価みたいなのは十分ありうる。ただ、あんまり一般的ではないとは思う。「ジェットコースターに恐怖を感じる人の割合」よりもう少し狭い割合にしか適用できなさそうだし。


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とりあえず、最初は一番アレゲなものから。頭の中で「デフォルメ2頭身のメタルギアだったら、心理障壁低いなぁ」とか「でもデフォルメしたら緊迫感がなくなるわけで、それだとジェットコースターの緊迫感を下げるのと同じで"売り"をスポイルしてるのかもなぁ」とか「自分が欲しいのは"見つかったら殺される"じゃなくて"見つかったら次は自分が鬼だ"程度のスリルかなぁ」とか「でも、ゲームじゃなきゃ設定できないスリルってのもあるし、コレがソレなんだろうなぁ」とか「Little Big Planetってそう考えるとグラフィックの方向性の一つではあるなぁ」とか考えたりしながら。


他に考えてるのも、かなり一般的でないものになりそう。少なくともマジョリティーにはなりそうにない。「ジェットコースターにビビる人」みたいな、かなり特定のマイノリティーの理論。