「ネットからお金を引っ張る方法」咀嚼

要約ものは別タグの方が良いかもしれない。ま、ともかく覚えていたので咀嚼開始。

要約

いつものように(というほど数をこなしてないが)、一段落を一文で(一段落が短い気もするが)。
今までてけとーに「段落」という言葉を使っていたが、調べてみたら「形式段落(最初に一文字あける)」と「意味段落(一つの意味のまとまり)」があるらしい。ここでは、「一つの形式段落を一文で」まとめることとする。

  • ネットからお金を引っ張る方法(タイトル)
    • ネットだと、たいていのことは無料でできるよね
    • なら、「(機能的な)満足」は無料でできるから、お金を払うなら「他者からの賞賛」のためだよね
  • 「機能の価値」と「目線の価値」(意味段落タイトル)
    • 「価値」には「機能的な側面」と「自意識的な側面」の二つがある
    • なので、「購入」という行為は「機能の変化」だけでなく「他者からの視線」まで変化させる
    • ネットでは「他者からの視線」からの自由がない=ネットでは常に他者から評価される
    • 「購入」という行為も、他者から「賢い判断か」などの評価がくだされる
    • そうやって評価が行われるため、「欲しい」「金がある」だけでは「購入」まで結びつかない
    • だって、「購入」したあとに「あいつ馬鹿だなー」とか言われたくないじゃん
    • だから、広告は「これを買うのは賢いですよ」とか後押しする
    • でも、広告への「評価」が否定的になってきてるので、そんなものに「賢いよ」とか言われても後押しにはならない
  • 視線の価値はお金で買えない(意味段落タイトル:タイポ修正)
    • 「承認欲求」はお金では買えない
    • 例えば、金メダルをお金で買っても誰も褒めてくれないじゃん?
    • だって、メダルの持つ「視線の価値=評価」ってやつは「競技に勝った個人」にくっついてるから
    • 現在は、「事実上なんでもお金で買える」がゆえに、「お金で買えないもの」は相対的に極めて高い価値を持つ
    • その「お金で買えないもの」がもしも「お金で買える」なら、きっとその方法でお金は集まる
  • 両替装置としての「公共」(意味段落タイトル)
    • 「現実の通貨」と「評価」は普通は相互変換(換金)できないけど、虚構としての「公共」をはさめば、「通貨」→「評価」がつながるんじゃね?
    • 例えば、サクラを雇えばパレード自体はできるけど、それによる「評価」は正当性がないから意味ないよね
    • 逆に言えば、「正当性」さえ伴うことができれば「通貨」→「評価」の変換(換金)ができるよね
    • で、ここで言う「公共」ってのは「消費の意味を仮託できる上位存在」であって、「正当性を示すための虚構」である
    • 「正当性」ってのはつまり、「祖国のために!」とか「神様のために!」とかそういうの
    • こんな感じの「公共」(国、神様)が実装できたら、お金が集まるよね(国のためにやってんだ!とか購入者が言えるから)
  • 具体案(意味段落タイトル)
    • んじゃ、アイマスのアイドルが王様になった場合を考えてみよう
    • 「プレイヤー」は「支持するアイドルの兵士」っつうことにして、現金で武器が買える(もちろん、良いものは値が張る)
    • 「目的」は「プレイヤーの勝利」ではなく「その国の勝利」で、「勝利条件」は「払われた金額の総量」と「支持プレイヤ数」で判定
    • これなら、「大金を払ったやつ」や「広告を作った人」「強力な兵器のための募金活動」などが賞賛される
    • つまり、このコミュニティの中でなら「通貨」で「評価」が購入できる状態ということ
    • 「購入した称号」に意味があるのではなく、「その国でものを買うこと」に意味がある
    • 「これを買えば王様(アイドル)が喜ぶ、国のみんなが喜ぶ」という公共幻想こそが「購入」を促進する
    • こんな感じの「公共」の実装が重要
    • こういうコミュニティへの「参加」という最初の段階では、依然として「他者の評価」は残るが、案外、興味さえ引けばなんとかなるかも
    • 上のような「王様」=「コミュニティの中の人」にお金がまわる仕組みを作る方式が、きっとこれから成功する


言語の定義が自分と不一致なせいか、上手く要約できてない部分があると思う(特に「自意識」とか「査定不可能なもの」とか)。あと、要約的に(意味の流れ的に)意味を追加しないといけない部分があったり。まぁいんだけどね。むこうも雑記だし。練習になるし。
もっと以前のエントリまで読めば共有部分は広まるか。「あとで読む」に追加しとこうかなぁ。


所要時間30分か。もう少し早くできるようになりたいところ。
それはともかく、趣旨は理解した。吸収して自分の言葉で語るには、もう少しかかるか。


しかしまぁ、要約中に文体を変えてしまう癖はなんとかならんか。「ですます」と「〜じゃん」とか混ざると、要約しても読みにくいだろ俺。
方針を決めてないからか。軽い文体の方が俺は読みやすい。じゃあこれからは軽い文体で書く方向で。


あと、この要約のさらに要約をつくりたいんだけど、時間がない。30分はやっぱりかかりすぎだ。


前回のessaさんとこのエントリの要約と比較すると、「やっぱり要約すると理解できる」「今回は主に定義の違い(というか言語知識の欠落?)によって、前回より労力が必要だった(前回のは、わりと見てすぐ要約を思いついた)」あたり。もう少し考えて「じゃあ前回のは流れとしても悪くなかったんじゃないか」とか考えたいけど、本当に時間切れ。
あと、今の思考状態でも咀嚼に時間がこれだけかかったこととか。前回のは思考力低下が原因じゃほげほげ。じゃあの。