ポストエフェクトの解説実験

なんか、この手のはタグを用意しといた方が良いかも。まずは適当にこのタグで。んじゃ、開始。

ポストエフェクトとは

ここに古い写真がある。全体的に色あせ、セピア色になっている。これは、それに写っている人間や建物が直接変色したのではなく、あくまで写真が変色しただけだ。この現象のように、写っている対象を直接いじるのではなく、写した後の画像に変化を加えるのがポストエフェクトだ。


物語っぽく書いてみたかったんだけど、これは疲れる。書き直し。

ポストエフェクトとは(再)

ここでは、ゲームにおけるポストエフェクトの説明を行います。
ポストエフェクトとは、一度描画した画像に対してかけるエフェクトのことです。例えば、普通に描画した風景に対して、その色をもとに白黒の値を求めてできた画像は、モノクロ写真のようになります。このように、「後からかけるエフェクト」なので「ポストエフェクト」と呼ばれます。

ポストエフェクトで何ができるか

ポストエフェクトで最も定番で基本的なものは「ボカシ」処理です。画像はピクセルと呼ばれる色の点が縦横に並んでできていますが、これに対して、周囲のピクセルと色を混ぜ合わせてできるのがボカシ処理です。
この「ボカシ(ブラー)」を応用してできるのが、「被写界深度:焦点の合っている部分以外をぼかす」「モーションブラー:高速で動いている部分をぼかす」などです。
最近では、HDR(ハイダイナミックレンジ)と呼ばれる処理によって、画面全体の明るさの調整なども行われています。

ポストエフェクトで何ができないか

元になるのはただの画像なので、基本的には奥行きが参照できません。しかし、元の画像とは別に「特別な画像」を別に用意することで、「被写界深度」のように奥行きを使った処理が可能になります。
画像は基本的に「RGBA(赤、緑、青、透明度)」を表す「ビット列」からなります。つまり、一つのピクセルに対して、いくつかのビット(01の情報)が割り当てられています。これを普通に使うとただの画像の表示になりますが、これに「色以外の何か」を入れることもできます。例えば、「奥行き」の値を「赤」の値に変換して入れることで「被写界深度」を実現したり、「移動速度」の値をXYZに分割してRGBとして入れておいてそれを見ながらオリジナルの画像をぼかせば「モーションブラー」が実現できます。
複数の「画像」を用意することでいろんなことができますが、「写っている対象を振り向かせる(顔の情報がないのに顔を表示しようとする)」など、ただの画像だけでは無理な処理は実現できません。

雑記

特に考えなく書き始めてしまった。もう少しマクロの流れを決定してから書き始めるべきだった気がする。順序的には「ミクロで書き出したいネタを並べる→マクロでそれらの流れを決定する→段差を云々」あたり。というか、手順からもう忘れてしまったのか俺。手順もメモっといた方が良いんでないか。


あと、「何ができないか」で意外とネタが出ない。例示したのも、顔の情報さえあれば「無理」ではなく「困難」なだけだし。複数の写真があれば、通行人の表示を消したりできるように、モデルの表示のオンオフもポストエフェクトで不可能なわけではないし。
やっぱり考えて書かないとまとまらない。