ジャンプ感想:2008:52号

BLEACH

「いや、もう、これはオサレ解釈以外に解釈のしようがあるのか?」と思ってたけど、ジャンプ感想を巡ってたら「余裕があるなぁ」の一言で解釈できてる様子。確かに「OSR上昇」は基本的に(「相手より数で劣る」だとか「相手より本気を出さない」だとかで)「余裕を示す」ことで発生するわけだし、「OSRを上げている」のはオサレ解釈以外では「余裕を見せている」と捉えることが可能か。

表面だけを解釈

この二組もそろそろ本番だー。乱菊サイドは相手が無傷だし変なの出て来たし、負けそうだなー。

つっこんで解釈

浮竹は何もしなさすぎだろ。「2対1は卑怯」とかどんだけ武士なんだよ。「女・子供には手出ししない」とかどんだけ武士なんだよ。おにゃのこの相手をする気もないなら、せめて他の敵を見つけて戦うとか(居ないけど。乱菊のところは人数不足だけどおにゃのこだし)、負傷者の近くに行って守るとかしろよ。

オサレ介錯

今回だけではどれも判断に困る。結果を見なければ、意図を見抜くのは困難。それほどに今までとは違う手だ。


まずは京楽サイド。「こっちもそろそろ ハデにいっちゃおうじゃないの」という、相手に本気を出させるように仕向ける台詞は、手法としてはベタだ。しかし、そこからの流れがまるで違う。「京楽:自分の本来の戦法を匂わせる」「敵:それを受けて、相手の戦法を推測・指摘する」という手法を用いて、「実は京楽は本気を出してない。だから京楽はオサレ」というのと同時に「そのことを敵はわかる。それがわかる敵もオサレ」という風にどちらもOSRを上げている。その後も相手を褒めあい、互いのOSRを上げることに専念している。そもそも、さきほどの台詞も「こっちもそろそろ」という単語から「まだ両方とも本気を出してませんよ」ということをアピールしており、これもまた両者のOSRを上げるものだ。今までの戦いのような「自分のOSRを上げつつ、相手のOSRを下げる」というOSRで差をつけるような戦術ではない。互いに補助しあうことで強大なOSRを手に入れるのが目的なのか、あるいはOSR操作の主導権を握るのが目的なのか。「自分の解説をさせたりして、OSRの主導権を握ろうとする京楽」と「相手が本気を出さないと自分も絶対に本気を出さない敵」と捉えられるだろうか。どちらが勝つのかがわからない。特に敵サイドは「絶対に自分からは本気を出さない」という、オサレバトルで最も強いと思われる戦闘スタイル(常に相手のOSRを上回るはずのスタイル)であり、先に本気を出す京楽は不利なはずだが、OSRの主導権を握ることでそれを逆転することが可能になるのか、というあたりに注目していきたい。


次いで浮竹サイド。浮竹のベタとも思える行動で、普通のオサレバトル(序盤の舌戦)が展開されているように見える(特に最後の浮竹の挑発はベタだ)。しかし、本当はどちらも「味方に加勢しない」という基本的なオサレはマスターしている。さらに相手側は「あんた 一緒に戦わないの?」という台詞で、「加勢した方が早く倒せるはずなのに、なんで加勢しないのか」という答えづらい質問をしている。本来ならばオサレ牽制としては極めて妥当なものだ。だが、ここで浮竹が返した言葉は「二対一じゃ不公平」という、極めてオサレにのっとった回答であった。「加勢しない理由」を適当に誤魔化すのではなく、臆面もなく「不公平だから」と言い切る。それによって、OSRを下げるどころかさらにOSRを高めている。ただ流れだけを追えば「オサレでない者が、オサレな者に振り回されている」だけに見えるのだが、相手も「加勢しない理由を訊く」「自分の上司を褒める」「実は自分も加勢してない」など基本的なオサレはマスターしており、実際に起こっているのは「オサレな者が、さらにオサレな者に振り回されている」という現象だ。流れ自体はベタだが、敵もオサレ戦術の基礎は十分であり、浮竹はかなりのオサレ戦術の使い手のようなので、この先の展開までベタになるのかは不明だ。


そして乱菊サイド。トラップの解説をさらに詳しくやることでOSRを上昇させているところまではベタだったものの、最後のコマの戦術が極めて不明。ただでさえ「本気を出した」ことで敵側はOSRを下げているにも関わらず、数を増やして「2対3」から実質「2対4」にしてさらにオサレ的に不利になっているように見える。「自傷はオサレ」を鑑みても、これだけではオサレ的に優位とは考えにくい。ソレの能力の詳細がわからなければ判断は困難だと言える。もしかしたら「こいつだけぶつけて2対1にして、OSRダウンを帳消しにして、さらに時間を稼ぐ」というだけの手段なのかもしれないが。

その他

なんか、絵柄がSKET DANCEに似てる気がしてきた。俺の目はもうダメかもわからんね。視力も0.9まで落ちてたし。遠くの看板や、地べたの資料の文字が読めなかったりする。昔は読めてたような気がするんだけど。


京楽と浮竹は古参だったはずで、ならばオサレバトルに通じてるのも道理だと思うけど、それだと山爺がダメダメなのが理に合わない。いや、敢えて「ダメな上司」として振舞うことで、部下達に「上の規律を破ってでも仲間を守ろうとする心意気」みたいなものを演出してるんだろうか。「嫌な役はワシ一人に任せろ」的な。

ONE PIECE

また小さい伏線を大量に張ってるなぁと思ったが、ともかくもオチだ。島の形がハートなのは良い。他のいろんな形もハートなのもまぁ良い。太陽がハートなのも、なんか空気的な屈折でどうのと強引に解釈してみよう。しかし、効果音までハートってなんだ!「ザザーン(はぁと」ってどんな音だ!

NARUTO

カツユの口寄せを知らない忍がいるってことは、一般人はおそらく知らないんじゃなかろうか。せめて怖がられないように、緊急事態には大量のナメクジが出ると、、、、


ダメだな。そっちの方がパニックになるわ。俺だったら引っ越すわ。人が居なくなって火の里は壊滅だわ。

REBORN

もう少し情報が出てこないと判断できないので保留。「満足できるかどうか」を保留するというのも変な話だけども。


「自分を狙うように仕向けた」というのは10年後の獄寺君に情報を渡したあたりとか、あの情報集めをしてた人達とか?

ぬらりひょんの孫

表紙の清継くんの肩書きが多いのにつっこみつつ、「え?幼馴染は本当にただの幼馴染なの?」と驚く。うん、リアルの世界では幼馴染はただの幼馴染だけども。


「ドギャァァァン」とか「じゅるじゅるじゅる」もつっこむべきなのか。

いぬまるだしっ

過去の話がつながりつつ、今回の話の中でもつながっていく。どうも自分はつながっていく話が好きらしい。
あと、細かいこととかも好きらしい。理事長が幼稚園に「めったに来ない」理由とか。

その他

面白い漫画ならば感想が書けるかというとそうでもないのな。ネウロとか。