「突撃」関連:其のN

善悪とは別方向で「突撃」の説明を思いつき,そっちのほうが納得できそうなのでメモ.


例えば,友達や家族の悪口を言われると攻撃欲求が発生し,それは「突撃」の感覚に似ている.つまり,「友達」「家族」の延長線上に「支持対象」があるという考え方が出来る.


何故「友達」などの悪口を言われると怒るかについては,「財産」の概念で説明が可能.つまり,自分の「財産」を盗まれたり価値を下げられたりすると怒るように,「友達」の価値をマイナスにされると怒る,と考えることが可能.
それが「財産」であるならば,「単体でも攻撃しうる」という攻撃性の強さも納得できる.


で,具体的にどう「財産」なのか.つまり何に価値を見出しているかが問題.恐らくは「友達」などと同様に,「心の支え」と呼ばれる価値を持つのだろうけど,その「心の支え」がよくわからん.
たぶん,「心の支え」という曖昧で胡散臭い言葉を,分解して明確に出来れば「突撃」の疑問・違和感は解消する.


「心の支え」の一つの側面として,「迷ったときの判断材料」という価値がある.自分の今までの学習で答が導出できない場合に,代わりにソレの出した答を採用する,という感じのもの.学習結果の統合とも見れる.


つーことで,明日からは「心の支え」の内容について考える.


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説明没案.そこそこの説得力を持つが,違和感は解消されず,反例も存在するので没にした説明案.


自分の支持するソレは「大きな勢力(任天堂ギーク,アレ)」であり,その行動が少なからず自分に影響を与える.そして,それは自分の望む方向に進んでおり,それが阻害されると困る.そのため,その将来の利得を守るために,その勢力のマイナスイメージとなるものを排除する.


エンジンにはならないが,ブースターにはなりえるか.
ちなみに,反例としては「特定個人を支持する場合も起こりうる」とか.


「未来を守る」だと胡散臭いけど,「将来の利得を守る」だとすげえ現実的に感じるな.