ゲームのカスタマイズにおける「型」の云々

少し前もって考えてはいるものの書きながら考える。自分がゲームを楽しいと思う大きな要因であるらしい「カスタマイズ」あるいは「型」について。


例えばTCGが顕著ではあるが、基本的にはカスタマイズが可能なゲームには「型」が存在する。短時間でけりをつける「速攻型」。負けなければそれは勝ちだということをメインにした「コントロール型」。特定の組み合わせにより強力な効果を作り出して圧倒する「コンボ型」など(型名も説明も適当。重要なのは色々あるということ)。
そして、これらの「型」は人によって向き不向きが存在する。今の状況から目的への最短手順を考えるのが得意なら「速攻型」や「コンボ型」、相手の思考を推測してそれに対処するのが得意なら「コントロール型」といった具合に。「自分に向いた型が存在する(そしてそれがある程度の強さを持つ)」ならば「自分はそのゲームを楽しめる」となり、「それぞれの型の強さに極端な偏りがない」場合に「そのゲームはバランスが取れてる」と呼べるのかもしれない(後者はかなり推測)。


「型」というのは自分にとってかなり重要な要因であるにもかかわらず、これが購買意欲につながることは稀である。それは何故かと考えるに、(そもそもそんなこと真面目に考えねーよ、という原因もあるが、)ゲームの情報に「型」の情報が含まれることが稀であるから、という原因が挙げられる。
例えばポケモン。初代しかやってないし、あんまり情報集めてないのもあるが、得られる情報から複数の「型」が存在することは類推しにくい。せいぜい弱点関係から技の組み合わせやパーティの組み方が工夫できるかなぐらい。しかし、実際には「こだわり〜」系を利用した「速攻型」や、「おにび」や「物理受け」などを考慮した「コントロール型」、「でんじは」と「てんのめぐみ」と「エアスラッシュ」による「コンボ型」などかなり多様な「型」が存在する。


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もう、あんまり時間ないな。またもう少し考えてからログ。


一通り考えを列挙。
例えばTCGなら一枚のカードからでも「型」を推測できるかもしれない。しかし、それはTCGの基本的な考え方を知っているから。つまり、「ベースとなる考え」がないと「型」は推測できず、「型」が推測できないと自分は「面白そう」と感じないのかも、とか。これは格ゲーにも言える。格ゲーやってるから「格ゲー野郎」とか面白そうと思えた。
あとは、「PSO」やら「どうぶつの森」みたいに、人がやってるのを見て「面白そう」と思うことがあり、これが「ベースとなる考え」と何か関連するんじゃねーの?とか。「型」の方かもしれないが。
将棋への苦手意識までまだ書いてない。これも「型」が推測できないのが主原因で、さらに実際の対戦を見ていても推測できないのが難点なのだけど。そう考えると「良い解説者」がいればいいのかなーとか。
あとは「ヒカルの碁」はルールを知らなくても何故面白いのか、とか関連するのかなーとか。面白いってのは伝聞だけど。読んだことがほとんどないので、読んでみるかなーとか。そういやアカギもそんな感じか。
あと、相手の行動の推測可能性とか。「型」がわかれば自分の行動も制御できて、その延長で相手の行動も推測可能になるとは思うけど。要は、相手のやろうとしてることに対処できるかどうか、というあたり。