ギロンのシカタ:基本編

はじめに

やぁ,僕の名前はmemecy.Sophist*1だ.今回はブロゴスフィアで流行っている「ギロン」というカードゲームについて説明しようと思う.


皆はコミュニケーションがカードゲームであるということは知ってるよね?でも,「ギロンをしたことがある」っていう人は少ないんじゃないかな.ギロンというと「ルールがよくわからない」「難しそう」と考える人も多いと思う.今回はそんな人でも簡単にギロンができるように基本的な部分の解説をしようと思う.

基本事項

まずは,ギロンで使われる用語について説明しよう.

  • ネタ
    • カードのことをギロンではこう呼ぶんだ
  • 脳みそ
    • これはデッキにあたる.好きなようにカードを入れておけるぞ
  • ギロン
    • いわゆる「対戦」のことをギロンでは「ギロン」と呼ぶんだ.他のカードゲームでは「バトル」とか「デュエル」とか呼ぶよ


「手札」に当たる用語はギロンには存在しないけど,デッキ(脳みそ)からドローした(引き出した)カード(ネタ)だけが使えるぞ.
基本的には,この「手札」を使って,つまりネタを書くことで対戦することになるんだ.

始め方

では,まずはバトルの始め方を説明しよう.


まずは対戦相手が必要だね.これはわりと誰でもいいんだけど,ターンの管理はトラバを使うと便利だから,ブログを書いてる人が良いね.
ギロンをしたい人を見つけたら,ネタを書いてトラバで自分のターン終了を伝えよう.そこから「ギロン」の始まりだ!

戦い方

詳しい戦法はまた後日説明するとして,今回は基本的な戦法を解説しよう.次の二つのコツを覚えるだけでいいんだ.

  • 書きたいことを書いてトラバを送る
  • トラバが来たら,タイトルだけ見て,また書きたいことを書いてトラバを送る


初心者がつまづきやすいのは「タイトルだけ見て」の部分.ついつい中身まで見てダメージを受けてしまう人が多いんだ.場合によってはタイトルを見ただけでもダメージを受ける可能性があるから,防御力が弱い人はタイトルも見ずに送信者だけチェックするようにしよう.

終わり方

ギロンがわかりづらいのは「勝利条件がわからないから」という理由が一番多いと思う.それもそのはず,実は「勝利条件」は自分で勝手に設定できるんだ.これは他のカードゲームにはないユニークな特徴だね.そして,その勝利条件は宣言する必要がないから,観客にはわかりにくい,というわけなんだ.
たとえば勝利条件には次のようなものがあるぞ.


ネットイナゴの判定を見ると,「自分も相手も勝ち」「自分も相手も負け」ということが起こり得る,というのがわかるね.勝利条件はあとからでも自由に変えられるから,ネットイナゴが発生した後に勝利条件を変えることで簡単に勝利することが可能だ.これは簡単な勝利条件になっている.
良く見ると,「サイレントマジョリティ」だけは見ることが出来ないから判断が難しい.これは「風の息づかい」を感じられる人じゃないと判断できない高等な勝利条件だ.


こんな風に,戦い方だけじゃなくて勝ち方まで決める必要がある,っていうところがギロンの面白いところであり,奥深いところなんだ.

おわりに

基本的な戦い方はこれでわかったと思う.次回からは具体的な戦術について話をしよう.


あと,良く誤解されるけど,「ギロン」と「議論」は別物なんだ.コミュニケーションっていうのはトランプと同じで,遊び方がいくつもある.「ギロン」はポーカーみたいなもので,「議論」はぶたのしっぽみたいなもの,といえばわかりやすいかな.具体的な見分け方はまた今度解説することにしよう.

注意事項

memecyはギロンをやったことがありません.
ギロンはカード「ゲーム」です.ルールを守って楽しく遊びましょう.

参考文献


/////////////////////////////////


あ…ありのまま今起こったことを話すぜ!
「詭弁の戦術を書こうと思ったら国語力の演習をやってた」
な…何を言ってるのかわからねーと思うが,おれも(ry


ということで,なぜか「詭弁パターン2.0」ではなくて「文章の構成の仕方」について考えてた.ということで,残りの雑記はそのメモ.


まず,書こうとしたのは「戦術」と「勝利条件」.これらを並べて書くつもりだったけど,この二つの単語は同じレイヤーの単語じゃない.「戦術」はつまり「戦ってる途中について」で,「勝利条件」は「その戦いが終了する条件」のことだ.なので,これらを言い換えると,「戦い方」「終わり方」になる.これだと「途中」「終了」しかないので,「開始」にあたる「始め方」が必要だと判断し,それを付け足した.


ギロンのやり方だけじゃなくて,ギロンそのものの説明も欲しいので,「基本事項」を追加.説明の仕方を「ゲーム雑誌の人」もしくは「おにいさん」風にすることにしたので,その挨拶として一番最初に「はじめに」をつけた.そしてそれと対になる「おわりに」も作成.あとは「注意事項」とお決まりの「参考文献」の項目を追加して終了.


//////////////////////////


ていうか,こんな文章書くから雑記っぽくならないんだよなぁ.
ブログっぽさを消すためにも続編は時間置いてからにするか.どうせまとめるのに時間かかるし.


あと,「他の雑記」からいくつか分離しようと思ったけど,これで疲れ果ててしまった.

*1:哲学者,思想家, あるいは詭弁家.