今日の雑記

・睡眠時間8時間くらい。実際には18時ごろに床について寝れたのが23時くらいなので、寝つきは良くない。今回までは緊張もあるだろうし、今日の面接からの帰りで眠くなったのでたぶん大丈夫だろう。
あと、昼以降はお茶を飲まずに牛乳と水だけだったけど、あんま効果はなかったっぽい。


・ということで、面接絡みのアレコレを書いておこう。


・もはやすっかり忘れていたけど、自分は大学生の頃はだいぶダメ人間だったんだなー。才能の片鱗があるだけの完膚なきダメ人間だった。すっかり忘れていて、今回の面接で大学の頃の話をする際に「どうだったっけなー」と思い出そうとしてダメ人間な部分を思い出して内心へこんでいた。
端的に言えば「度胸がない」。あるいは「勇気がない」と言ってもよいが、ともかく「一歩踏み出すこと」をとにかく躊躇する人間だった。「何も変えたくない」「何も変わりたくない」「平凡無事ならそれで良い」とずっと思っていたし、小学校が終わるまでは本当に「このまま何も変わらないんだ」と思っていた。「大学(院)の卒業」は学生生活との決別であり、学生から社会人への大きな変化であり、どんなにあがいても(博士課程に入るなら別として)その変化を受け入れなければならない。そもそも夢を叶えようとする限り、そこから抜け出さないといけない。
そして「人に注目されたくない」「見られたくない」「ずっと陰で生きていきたい」と思っていたので、提出用のゲームサンプルを見せるのすら躊躇していた。ずっと「黒子」で居たくて、プログラマーならそれも不可能ではないと思っていたけど、現実にはムリだった。


・その頃に比べれば今はずっとマシだ。マシなだけでプラスかどうかは分からないが。
ともかく「諦念」を覚えたのが大きい。「変わってしまうのは仕方がない」「平穏でいられなくなるのも仕方がない」「注目されるのも仕方がない」「陰からはみ出るのも仕方がない」という風に色んなことを受け入れられるようになった。あの頃は何一つ諦めきれず小さな自分を守り通すのに精一杯だったけど、今なら小さな自分を守れなくて死んでしまうなら仕方がないと思えるようになった。それが良いことなのか悪いことなのかは分からないが、おそらく自分はこれからも前に進むために何かを諦めるのだと思う。


・こうやって雑記を書いてるにも関わらず、あるいは最近書いてないせいかもしれないが、自分の説明がまだ上手くできない。こんだけ自分語りしてるのに。
理由としては他にも「単純に緊張してる」とかがあるし、「理性(理屈)よりも本能(直感)を優先しているので、実際に説明するとなると難しい」というのもあるし、「学生時代は筋が通ってなかったので、あとから筋を通すのは難しい」というのもある。まぁもろもろの複合だろう。


・適性検査はやはりSPIだったっぽい。直接的な表記はなかったものの、事前にチェックしたタイプとほぼ大差なかった。そして結果はまずまず良好だろう。楽しかった。


・面接を受けると必然的に自分のことをあれこれ考えるなー。自分の説明を1時間くらいずっとやってるわけだしなー。


・最近はわりと筋が通っているというか、実際には本能任せで通っていないんだけどハタから見ると通っているように見えるのでやりやすい。あるいは本能が軸になっていると言えなくもないか。
以前の会社で「筋が通せてない人」を見たのも大きい。自分のやったことをCEDECとかで発表する人がいて、「何故それを作るのか」「どう作るか」「どういう問題があったか」「どう対処したか」をちゃんと考えながら作業していないと、あとから発表する段階困る。実際には「上司から言われたから」とか「なんとなく」とかそういう比率はわりと多いはずだけど、それだけだと結果以外を評価してもらうのは難しい。これは発表に限らず面接とかでもそうだった。特に3作目以降をそうやってちゃんと筋を通して作業できたのが大きかった。


・ここでいう自分の「筋」とは主に「誰のためか」だ。根本的には「ゲームを遊ぶ人のため」であり、それを実現するための「まわりの人のため」だ。自分の場合、こういう「他人のため」というのを人生や行動の直接の目的にするのは難しいので、実際にはさらに「評価されるため」だの「あとから筋を通しやすくするため」だの適当な打算を根本の方に加えるわけだが。
で、要は「いかにゲームを面白くするか」だ。面白いからといって売れるわけでもないが、売れるためにプログラマにできることはだいぶ限られてるので、基本的には「ゲームを面白くすること」を考えていれば良い。
で、ゲームを面白くするおそらく唯一の方法が「作っては壊す」だ。奇跡的に最初から面白いのでもない限り、「うーんダメだな、別のを考えるか」「これをこうしたら面白くなるかな」「こういうのを追加してみるか」という風に絶え間ないトライ&エラーを繰り返す必要がある。
で、それをやるためにはそういうトライ&エラーを簡単に繰り返せるように対応する必要があり、それはつまり企画の人などのことを考えた行動になる。
という感じで結果的に筋が通る形になった。


・だいぶ眠くなってきたので今日はここらへんにしとこう。明日以降ももうちょっと色々書くかもしれない。