詭弁まわりの雑記

・防御用の詭弁として、「お前もやったことあるだろ」とか「ダブスタ」とか。
「お前もやったことがあるだろう」が成立すれば、そこから先の自分への非難は相手にも返せる。
ダブルスタンダード」を使えば、相手と同じ状況であっても相手へのダメージよりも自分へのダメージを小さくすることができる。でも、ダブスタって「他人のため」というより「自分を納得させるため」みたいな感じがするな。


・そろそろ、論理式で書き表して、ロジック上の構造を検証してみようかと思う。論理式におとしこむのは作業的にしんどいのだけど。

  • 論理式は主にPrologを意識したものにする
    • Prologについてはここらへんを参照
    • 事実
      • 「本当にあったこと」ではなく、「真であると仮定されるもの」のこと
      • 「お前は無能だ」という文章(相手へのラベル貼り)は、以下のような式で表される
        • 無能[相手]
        • Attribute[相手、無能]
    • 規則
      • 事実から別の事実を導くもの(Prologでは結論が左側になるので注意。ここでは結論は右側)
      • 「そんなことする奴は無能だ」という文章(行為へのラベル貼り)は、以下のような式で表される
        • そんなことする[X]→無能[X]
        • Do[X,そんなこと]→Attribute[X,無能]


・上の説明でやったように、ラベル貼りは「事実」や「規則」の生成として捉えることができる。


・「論理で人をだます法」から、いくつかサンプルを持ってきて(&改変して)論理式に変換してみる。

  • 脱線1
      • A:「もっと多くの人が好きなことを仕事にすべきだ」
      • B:「そんな楽観主義では、多くの若者が道に迷うことになる」
      • A:「楽観主義に道を見出す若者もいる。悲観主義では迷う以前に身動きも取れなくなってしまう」
      • B:「悲観主義だって、〜」
      • 「好きなことを仕事にすべきか」から「楽観主義と悲観主義の比較」への脱線
    • 論理式(あまり厳密ではないが)
      • 主張[X,好きなことを仕事にする]
      • 楽観的[主張[X,好きなことを仕事にする]]&楽観的[主張[X,Y]]→道に迷う[X]
      • 楽観的[主張[X,Y]]→道を見出す[X]&悲観的[主張[X,Y]]→身動き取れない[X]

「相手の主張」の属性である「楽観主義」に対して攻撃することで、相手の主張への攻撃としている。
構造は少し違うが、「A」という主張に対して「X→A」「notX→notA」があり、その「X」の真偽に移行している感じ。すぐに決着がつけば良いが、「trueの時もあればfalseの時もある」という状態だと泥沼。


・まだちょっと論理式におとしこむのが不完全な気がする。


・もっと書きたいんだが、今日はもう時間がない。ゲームと捉えた場合の「手札」「場」「エフェクト」とか、「事実」や「規則」の「確かさ」を推定するためのものとしての「信頼度」とか。
楽しいので、また明日書く。真面目なことのようでいて、実際にはデッキやらコンボやらを考える時の真面目さであり、つまりただの趣味なので、むしろ休日向けなのかもしれない。