「手品は信じてもよいけど人が生き返るのは信じちゃ駄目よ」

「最近は手品をやっても信じない子供がいる。夢がない。」「最近は本当に人間が生き返ると信じている子供がいる。情けない。」
最初は時期的に「サンタは信じてもよいけど」にしようかと思ったが対比的に正しいのは上のやつだと思ったのでこちらで。
あと、意外と考察対象足りうると思ったので同時に考察ログを。


「コレは信じてよいけどアレは信じちゃ駄目」というのは境界線があるのだろうか。明確な境界線が存在しないのは仕方ないとしても「コレより上なら良くてコレより下なら駄目」という境界線は本当に存在しうるのか。また、仮にその境界線が存在すると仮定して子供にはそれが判断できるのか。サンタの存在を信じてよいかを判断するためには「事実」を知らなければ判断できないのではないか。そして事実を知ってしまえば信じる信じない以前の問題になってしまうのではないか。


「サンタさんはいるの?」という子供の問いに対して「いるよ」と嘘をつくのは事実を求める人間に対する誠実な対応なのだろうか(「サンタ」自体は存在するがそれは子供の問う「サンタ」ではあるまい)。


そもそも昔の人間と比べて本当に馬鹿になっているのか?単純に昔はそういうアンケートをしなかっただけではないのか?