国語教育メソッド

一般の学校の国語教師によって使用されるメソッドです.恐らく誰もが一度は体験したことがあるとは思いますが,以下に例を示します.


・反語は「いやない」の部分まできちんと書くこと.「あんた頭大丈夫?」だけでは点数は上げられません.「あんた頭大丈夫?大丈夫なわけないよね」まで書いて初めて点数になります.頭が残念な人にもわかるように本当の意味まできちんと書かないと相手には絶対に伝わりません.
・作者の心情は一意に決まります.もちろん文章から受けるあなたの感情も一意に決まらなければなりません.正解以外の感情に点数は上げられません.たとえそれが作者であったとしても正解でなければ点数は上げられません.
・古文や漢文は役には立ちませんが教養ですので必要です.現在話されている中国語などは役に立つかもしれませんが教養にはならないので不要です.


このメソッドを使えば学生の思考パターンを均一化することができ,管理しやすくなります.個性が大事といわれる世の中ですが,この程度で潰れる個性では意味がありません.アインシュタインのような真の天才はこの程度では潰れません.ここで天才と個性を混同していることを指摘してはいけません.そのような事は教養がない人がやることです.また,秀才が潰れてしまうことも指摘してはいけません.そのような事をする人は世間に出ても通用しないでしょう.世間に出たことがない先生が言うのですから間違いありません.