チベット関連の雑記

アンカテを読んだタイミングでは「興味も知識も何もないのでスルーで」という方向だったものの、http://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-338.htmlを読んで多少気が変わる。「中国側のインセンティブってなんぞや」という点が気になったのと、「あと10個ぐらいソースを見つけないと、このソースだけで判断するのはあれだよなぁ」と思ったので。「ソースの数」の方はわりとどうでもいいので、「中国側の動機」のついでで満たせればいいや。


そもそもは「チベットに言及するブログが意外と多いなぁ。でも知識も興味もねーんだよなぁ」という感じで他人事で、上のエントリを見つけて「このシリーズだったら自分でもついていけるか。一応知っとくか」という感じで読んで、依然として他人事なんだけど、中国側の動機がいまいちわからないのでそこに感心を抱く。ただの興味本位。まぁ、今の自分が興味本位以外で動くわけもないんだけど。


ということで、この手の話と言えば弁当先生だよねということで久々に極東ナントカ(タイトルを極東しか覚えてなかった。でもググれば見つかるもんだ)を見に行く。チベット暴動で気になること: 極東ブログ。「今回も読んでもわからないかなぁ。それなりの知識がないと多分読めないんだよなぁ。でも事実と解釈の切り分けはできるか。その切り分けの実験ぐらいはできるか。」という感じで見に行ったものの、前半はわりと普通に読める。「指桑罵槐って何?読み方すらわからない」とかなったけどな。指桑罵槐についてはhttp://www.officerei.com/echie_magazine/article/kanbun/kanbun_shisobakai_020809.htmとかhttp://homepage3.nifty.com/suikosai/shubu_dir/hounomaki.htmとか。一応、はてダのキーワードにもなってる。後半(プロット云々)からはやっぱり前提知識がないとつらい。


今日はとりあえず弁当先生の話だけ見て終了。細かい部分はよくわからんが、現状の理解としては「中国内部で派閥争いみたいなのがあること」「そのために暴動が利用されたかもしんないこと(これはわりとどうでもいい)」「中国=悪と単純化して行動するのが最良の選択とは言えないかもということ」。最後のが今のところ自分にとっては重要。「中国=悪」として「国としての干渉」や「不買運動」を行うことが、中国内部では「トップの失敗」として扱われて、より残念な方が台頭してくる可能性があること。うわぁ、めんどくせぇ。ていうか、最初の興味と違うところに着地してしまった。残念。


どっちかというと「どうでもいい」と書いたやつの方がインセンティブに関連するのか。今日はそこらへんさっぱりわからず。動機は体裁なのか実利なのか。体裁だとして外部に対してなのか内部に対してなのか。とか。