「段ボール肉まん」の真偽判断の手順に関する雑案

どうでもいいことを考えれば寝つきが早くなるのではないか,と思いちょうど「段ボール肉まん」というネタがあったのでそれについて考えてたら眠れなかった.実際の真偽には興味がないけど,真偽の確認の手順には興味がある模様.で,悔しいので覚えてるだけメモ.True派とFalse派が今回の件で真偽の特定を行う場合の手順について考えたこと.


まず,考慮する事象は「段ボール肉まんは存在したか」と「中国のえろい人による否定は信用できるか」の二つ.後者の判定で「中国のえろい人は信用できる」と判定されれば前者の判定は必要なくなるので,まずは後者の判定をするのが手順としてスマートか.
最初は,考慮すべき事象はこの二つで良いかどうかの合意が必要?


で,まずは「中国のえろい人は信用できるかどうか」の判定.今までの情報では,中国でのgoogleの検索結果はフィルターがかけられているらしい.これは実際に中国のgoogleの検索で確認できるはず.なので,これはまず事実として良いと判断される(まずはここで両者の合意を取る).そこから第一の推論として「中国は,"自国で活動する他国の企業"に干渉するだけの能力を有する」という結論が導かれる(この推測に対して合意を取る.以下はこれがTrueと判定された場合の進行).そして,それだけの能力を持つならば第二の推論として「中国は,"自国で活動する自国の企業"に干渉するだけの能力を有する」という結論が導かれる(かなり自明な気もするが,一応合意を取る).そして最後に「中国は,"自国のTV局"に対して"報道が嘘だった"と言わせるだけの能力を有する」という推測.多少の飛躍があるので,この命題は他の証拠による補強が必要となり,ここであれやこれや議論する必要がある.


上記の最後の命題がTrue,つまり「中国のえろい人は報道をねじまげることができる=信用できない」となれば,「実際に段ボール肉まんは作成されたか」の検証に入る必要がある.
まずは「例の緑化運動」はTrueかFalseかで議論.Trueであったとして話を進めると,「その行動は"実際に緑を植える"よりも"ペンキ撒いたほうが安いし手間もかからない"から」という原因(の推測)について正しいか否かを次に議論.そしてそれもTrueであるならば,「段ボールとナントカという薬で肉まんを作る」ためのコストが「普通に肉まんを作る」ためのコストに比べて安いかどうかの資料検討.そして,「明らかに段ボール使ったほうがコストが安い」という結果が出れば「段ボール肉まんは存在した」という結論で良いかと.


以上,覚えてるだけメモ.手順はこれで良いのかとか,考慮する事象はこんだけかとか色々あるが.どうでもいいネタである分,客観的に評価すべき事象や手順はある程度把握できてる?Trueだと思ってたらしいので中立というわけではないけど.


そいやっさ,リテラシーっていまだによくわらん.今の理解では割と自動的なもので,ある種の学習っぽいけど,それだと上みたいな手順についての知識とかは含まれないのか?あるいは手順みたいな能動的な部分と自動的な判断とを併せ持つことをリテラシーと呼ぶのか.まぁ言葉はどうでもいいか.