今日の雑記

・睡眠時間6時間くらい。個人開発でちょっと色々とあったのと、単に暑くて寝つきが悪かった。まぁそれもひとまず今日までだ。明日から1週間くらいはもっと楽に過ごせるはず。どうにも自覚なしに緊張状態があるっぽいのが問題っぽいし。


・弾さんの話をぼんやり思い出したのか、「コンテキスト重視の翻訳」というのをぼんやり考えていた。
いまだ完全な翻訳が実現されていないのは「コンテキスト」の影響が大きい。単語のニュアンスであったり言い回しであったりジョークであったり、そういうのは言語単体で存在するのではなく環境(文化など)に依存する。
で、これは英語と日本語のような別言語間だけでなく、同じ日本人でもコンテキストの違いにより解釈は変わってしまう。例えば語尾にwをつけた際の印象であったり、皮肉や比喩などの解釈であったりする。
であれば、言語間の問題に限らずコンテキストまで伝わる翻訳が可能になるならばそういう意思疎通の障害そのものが取り除けるのではないだろうか。
例えば話し手の言葉がそのコンテキストまで考慮した「情報的に完全な文章」に一度変換され、それを聞き手のコンテキストによって再度変換してから「その聞き手専用の文章」に置き換えられる。
で、そこにいわゆる個人情報、「何をしたか」「何を見たか」「何を聞いたか」などを利用することで「あの時のアレみたいなことを言っているのですよ」みたいな「直訳」ではなくむしろ「仲介役」あるいは「通訳者」的な挙動が期待できる。
と、ここまでを考えてGoogleが今やってるのってそういうことなのかなーとか思う。しかし、自分みたいな人間はをそれを喜んで受け入れるけど、特に日本では反発必至だろうなーと思う。まぁ完成したとしてその頃にはその手の人間は絶滅してるかもしれんが。


・ちなみに言語学でコンテキストが全く考慮されていないかというとそうでもなくて、対話モデル(厳密には談話モデルだったか)が存在する。
ただ、それもどちらかというと「現在の会話のコンテキスト」に近く、そして「会話された内容(情報)」を蓄積していくものだったはず。無論、これを応用することで「その人の今までの経験」をある程度擬似的に再現は可能だと思うが、あくまで「情報(何をしたか)」に寄っていて「価値観(どう判断するか)」みたいなものは考慮できなかったと思う。
いや、価値観は必要ないか。どちらかというと「何を見たか」みたいな言語以外への拡張の問題かな。


・明日から帰郷なのなー。実感ないなー。まぁGWは雑記もメインアカウントも休止です。