善悪雑記:其の参

そろそろ本来の目的(というのでもないが)とかとからめて考えたいなぁとか。


「突撃」:Wiiのリモコンは飛ばないだの、リンクはフリーであるべきだの、まとめサイト攻撃だの


「突撃」について、今まで広げたものと比較して考える

  • 「正義感」「罪悪感」による行動制御
    • 「正義感(許せない)」という感情による行動の誘発と捉えることが可能
  • 自分がやると「罪悪感」を感じ、他人がやると「正義感」を感じるという対象性
    • 自分が相手だったら罪悪感を感じるかなと思う。他の利得がらみのもある気がする。
  • 「正義感」は「叱られる」ことによって形成される
    • どう「叱られた」のだろうか。不明。


なんか「信じる」ということとも関連する気がしてきた。今のところ、「信じる」=「他人の学習結果の取り込み」あたりだと考えている。ならば、「善悪」もまた学習である以上、その情報の伝達によって「信じる」という行為が可能なのか。


「信じる思想」と「それを揺さぶる事象」。

  • Wii任天堂(あるいは宮本茂氏とか個人)の理念
    • Wii関連のマイナスイメージを与える事象
  • リンクフリー:どっかのえろい人の理念?むしろ多数で共有される概念か
    • 理念そのものの否定(排反事象の支持)
  • まとめサイトのあれ:宗教
    • その宗教のマイナスイメージを与える事象


「信じる」=「学習結果の取り込み」であるならば、対象が間違っていたときに「取り込んだ分の排除」が困難?さらにいえば「それを信じるにいたった学習過程」も排除対象?


もっと単純に考えれば、「Aは正しい」と結論する(信じる)のに理屈が存在し、その理屈をそのまま使って「Aは正しくない」への反論が繰り出されるだけ。
実際に起こってるのは「Aは正しい」に対して「Bのマイナスの側面」とかそんな感じだが。AとBのすり替え自体は珍しい現象ではないが、「正しい」と「マイナスの側面」の対比あたりがアレだな。


「叱られる」以外に「信じる」という「善悪」の学習経路が存在するっぽい。


言ってる事が正しいからやってる事も正しいという判断の可能性。


ちょっと何か見えた気がするのだけど、すぐ見えなくなったし言語化も困難。
「信じる」「信じる対象」「信じる対象に関連するマイナスの事象」
「信じる際にどのように学習結果が伝達されるか」


「信じる際の学習結果の伝達」に興味が湧き始めている。この時点で過剰評価なんかが起これば云々とかあるし。


事象を一般化して考えてみるか。「〜ってすごいよね」に対する「でも、〜って欠点があるじゃん」みたいな?

  • 「数学ってすごいよね」「でも微積とかわけわかんねぇよ」「そりゃそうだ」
    • 納得してしまった。数学は見えないところで役に立ってはいるのだけど、その人が知る必要のない知識ではあるよな、と。

ていうか、ちゃんとした一般化ができれば、それはつまりちゃんと理解してるってことなんじゃ。
→じゃあ一般化を目標にするべさ。


対象に対する知識の欠如も一因のような気がするし、そうでない気もする。
対象の一面しか見てないというのは確実に一因のような気がする。それが「見えてない」のか「見たくない」のかはわからん。


スルーカの威力が増大してきているため、実感が湧きにくくなっている。エミュレーション可能な範囲だから構築には問題はないが、実感が失せるのは結果への自信が失せるということ。「突撃」の心情がわかるうちにもう少し先へ。


空気嫁」とも関連しそうな気がしてきた。ていうか〜同調圧力


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必要そうなのだけ抽出。

  • 「善悪」の学習は「叱られる」以外に「信じる」ことでも行われるのではないか
  • 「突撃」を正確に一般化することを目標にすれば良いんでないか
  • 「突撃」は、「対象の一面しか見てない」のが原因の一つであると推定される
    • 「他の面が見えてない」が「知識の欠落」に対応してるが、それが全てではなく、「他の面を見たくない」というのもありうる
    • つまり、この原因は以下の二つにさらに分割できる(両方の場合もあると思うし、一番それが厄介か)
      • 知識の欠落:それの持つデメリットを理解していない
        • リンクフリーにおける、「リンクすることで発生するデメリット」の知識の欠如
      • 妄信:悪い面を見ようとしない
        • あの宗教とか。Wiiもたぶんこっち。場合によってはリンクフリーもこっち。
    • 「知識の欠落」は原因そのままだから良いとして、何故「妄信」が発生しうるのか。
  • 「信じる」際に「学習結果」はどのような変化を伴いながら伝達されるか(新しい興味対象)
    • そのまま伝達されることはありえないはず