特にタイトルが思いつかないので、スパムタイトルでも良いかという感じの内容。あるいは勇者ネタについて

勇者もののエントリが多いので、連想だけメモ。どこかに似たようなことがすでに書かれてても気にしない。


最初に勇者に与えられる金額は低い(与える装備なども含めて)。また、店に流通している品物も、他の国に比べて価値の低いものである。つまり、勇者の出発地点は辺境の地であると推測される。
モンスターは全世界の脅威である。一国で対抗しうるものではない。つまり、全ての国から出兵があると考えるのが妥当であり、勇者は辺境の国であったからこそ出兵数が少ないのだと考えられる(王様がろくでなしなわけではなくて、環境的に仕方のないこと)。


全ての国から出兵したと仮定した状況下で勇者が魔王を倒した場合、出身国の国王が危惧すべきは「自分に取って代わられること」ではなく「他の国に引き抜かれること」ではないか。勇者が帰還すれば相応の経済発展が見込める(辺境の地なので重要なことだ)が、他の国に引き抜かれてしまうと「勇者の出身地」以上の価値がなくただの観光名所止まりになってしまう。国を思うのならばむしろ取って代わられたほうがマシと言える。


通常、大きい都市の数<中くらいの都市の数<小さい都市の数である。簡単に言うと、「大都市の数は少ないが、村や町の数は多いのが普通」となる。しかし、あの世界ではどの段階の都市も同数に見える。これは、「大きい都市の周りに強いモンスター→中・小の都市は壊滅」「中くらいの都市の周りに中くらいのモンスター→小さい都市は壊滅」という事象が起こるためである。また、人間側とモンスター側に戦力差が生じた場合にはどちらかがつぶれてしまうため、たいていの場所では「その都市の戦力(買える装備の質とかで確認可能)」と「モンスターの戦力(その武器で戦闘することで確認可能)」は近い値になっている。


「勇者の血を引く」という事実はあまり重要ではないのかもしれない。酒場で仲間にできる人間とも戦闘能力に大きな差が出るわけではない(同じレベルで戦闘力に2倍以上の差が出る、とか起こらない。役割の差は生じるが)。「勇者の子供」ならば数は知れるが、「勇者の子孫」ならば結構な数いてもおかしくはない。さらにいえば、その勇者の能力が「突然変異で発生した」のではなく「ある種の血族」によって生じるのであれば、「勇者の子孫」だけでなく「勇者の親戚の子孫」も同じような能力を有している可能性がある。つまり、「勇者の血を引く」という事象は、能力の面でも稀有さの面でもあまり重要な要素ではないのかもしれない。


//////////////////


設定とか覚えてないので、「子孫」だったか「子供」だったかわからなかったり。
特にロジックは意識せずにというか、詭弁も多少おりまぜて書いている。