センター試験だと聞いて昔を思い出しつつ、問題作成を楽しんでるのを見たので、自分もやってみたくなったのでやってみる。
基本
基本的な考え方は「いかに間違わせるか」である。全員が正解するような問題には意味がない(赤点を回避させるための問題みたいなものは除く)。なので、以下では「間違わせ方」についてあれこれ考える。
彼の名はjkondo
自分がそうだったので、「jkondoという呼称は知っているし、コンドウという苗字は知っているが、本名は知らない」という人を間違わせる方向でまずは考えてみる。
「jkondo」+「コンドウ」=「苗字はコンドウで、名前はjで始まる」という連想がされるはずなので、単純に考えると以下のようになる。
もう少しひねって、「じゅんや」という名前を別の漢字であててみると、以下。
- 近藤淳也
- 近藤純也
- 近藤淳一
- 近藤純一
さらに、名前が「あつや」と読めなくもなさそうなことを利用して誤誘導させると、以下。
彼の名はしなもん
似たような質問として「質問:はてなの会長は誰?」「答:しなもん」というのがある。これを利用することを考える。
普通に組み込むと、
となって、浮きまくりである。人の名前っぽくもないので選ばれないだろう。しかし、これを利用して、「質問:はてなの会長は誰?」という質問の方を採用すれば、はてなに疎い人は「しなもん」を選ばない可能性が高まる。はてなに詳しい人なら、「ん?社長だっけ?会長だっけ?」と確認してしまうかもしれないし、「こんだけ近藤でだまそうとしてるんだから社長の方だよね」という早とちりも誘発できるかもしれない。
おまけ
試験ではまず使えないけど、ベタな答の並べ方について。
宝箱を順に5つ並べることを考える。1つだけが当たりで、他はトラップ付きのダミーだ。できればたくさんトラップにひっかけたい。どうするか。
まず最初には置かない。上から順に調べられた場合、いきなり当たりになってしまう。
最後もちょっと嫌だ。ひねくれものは一番後ろから調べるかもしれない。
同じく、中間地点も調べられる可能性がある。
となると、2番目か4番目か。2番目だと、やはり上から順に調べられた時に早く当たりをひいてしまう。よって4番が一番順当となる。
昔、RPGツクールで他の人が作ったやつをそれで一発で当てたことがあるが、これはまず試験では使えない。
まず、「上から順に試す」ということはできない点。「この答がダメだったら、次の答を試そう」なんてことはできない。なので、一番上に正解があっても、そんなに大きく正答率が上昇するわけではない。
次に、試行回数がある。1回きりのチャレンジなら上のような考えにもなるが、それが50回も100回もとなると、「毎回4番目」なんて設定はできない。それに、50回も100回もこうやって並び順を考えるのはしんどい。
最後に、乱数(擬似乱数)を使って並び順を決定している場合、全ての推測は無意味という点。乱数テーブルまで推測するなら話は別だが、そこまでやるなら別の方向に労力を割いたほうが効率的といえる。
その他
あんま時間取れなかった。