未分類の雑記

・睡眠時間7時間半くらい。暖かくなってきたため、寝るときの服装の変更が必要なのだが、なかなか決まらない。結局、昨日の夜は「半袖+長袖+トランクス一丁」という、次世代のファッションを先取りするかのような格好で寝た。


・「1択攻撃」だとかの「詭弁」について考えていて、これは「相手をねじふせる」だけじゃなくて「まわりの反応を操作する」という概念でも何かできそうだなぁと考え出す。
例えば「0択攻撃」。「この法案に賛成するなら貴方は既得権益側の人間だ。反対したとしても、それはこの場を乗り切るための嘘に過ぎないだろう。さぁ、君はどっちを選ぶんだね。」という風に、「どう答えようがマイナス=正解が0」という攻撃。これは、1択攻撃と比べて相手の発言パターンの誘導力は弱いものの、相手の評価を徹底的にマイナスにすることで相対的に自分の評価をプラスにする行為であり、「相手の妥協を引き出すこと」よりも「まわりの自分への評価」を優先した詭弁なのかなぁ、とか。


・そもそもが詭弁の「効果」に対して、あまり注意を払っていなかったのかもしれない。「あぁ、そうやってこちらの意見を操作したいんだな」くらいに、軽く「目的」として把握はしていたけど。ということで、ちょっとそっちの方向で考えてみる。


・まずは「0択攻撃」。前述のように、「相手の全ての行為に対してマイナスのラベルを貼ることで、相手の評価を下げる攻撃」と考えられる。この効果は「相手の評価を下げる」ことであり、相対的に「自分の評価を上げる」ことである。タイマンでも相手の評価を下げることは可能だが、相手の思考の流れを制御できないという点において他の攻撃に劣る。おそらく、使うならば大勢の前で、自分の立場を磐石にするために使用?ここはもう少し考える余地がある。


・次に「1択攻撃」。「なんでお前はこの法案に反対するんだ。お前はテロに賛成なのか。」という風に、質問に見えて実は「正解」は一つという攻撃。「1つの行為を除いて、全ての行為にマイナスのラベルを貼ることで、相手の発言を誘導する攻撃」といえる。一応、「相手の評価を下げる」という効果もあるが、最も大きな効果は「相手の発言を誘導する」というもの。これにより、相手の反論を封じたり、こちらの考えに賛同させるかのような発言をさせることで、流れのイニシアチブを取ることができる。これは、タイマンでも大勢の前でも関係ない?


・最後に「N択攻撃」。最後といっても、「〜択攻撃」シリーズの話だけど。「男は浮気するものだと思うか、それとも浮気しないものだと思うか。さぁどっちだ。」という風に、全ての選択肢を提示しているようでいて、実際には限定した選択肢しか与えない攻撃(例えば、この攻撃では「そういうやつもいるし、そうでないやつもいる」という選択肢が抜けている)。これは、選択肢を複数提示するという点で「自分は公平ですよ」というアピールができる?そうかな?効果としては「選択肢をこちらで指定してしまう」という点で「1択攻撃」に近いが、全ての選択肢に対して有効な対策を練る必要がある。さらに、「ラベルを貼る」という行為がないので、相手の評価を下げる効果もない(ここらへんは例次第か?)。
構造的な利点がよくわからないな。もしかしたら「特に考えずに使ってしまいやすい詭弁」というものなのかもしれない。


・「0択」と「1択」が「ラベル貼り」の一種だというのは書くまで気付かなかった。あと、「N択」は「1択」の延長だと思っていたが、「ラベル貼り」がないという点を考えるとやはり別種か。
通常の「ラベル貼り」だと、相手に直接貼り付けるが(「お前はこの程度のこともわからない無能な人間だ」という風に)、「0択」と「1択」の場合は「選択肢に」貼り付けている(「これに賛同できないなら、お前は無能だ」という風に)。その選択肢を選べば、その選択肢に貼られたラベルが相手に貼られる仕組み。それによって、牽制したり誘導したりしている。
となると、普通の「ラベル貼り」とはやはり分けて考えるべきなのか。あるいは「ラベル貼り」の下に「直接相手に」「選択肢に」という感じの分岐として捉えるべきなのか。


・他の詭弁パターンを探そうと思って「N択」とか「0択」で探したものの、ヒットしない。あり?書いてなかったか?ものすごく当然のごとく書いたつもりでいたんだけど。じゃあ、詭弁まわりの本をもっかい読んで、改めて書いておくか。今なら、上みたいに新しい発見ができそうな雰囲気がないと言えなくもないかなという感じをそれとなく感じたり感じなかったり。


・今週は精神状態は悪くないが、夕方過ぎると眠くなってきて効率が落ちる。今日は17時の時点でだいぶ眠い。作業自体は順調なので、そっちに支障はないが。


・「現代における、仕事とはそういうものだ論」と、「石器時代における、戦いとは石槍を使うものだ論」と。
ん?石器時代って石槍を使うんだっけ?まぁいいか。


・詭弁への対抗方法として、今のところ最も現実的なのは「自己の安定化(呼び方は何でもいいんだけど)」という結論に至った。詭弁の構造とか全然関係ねぇ。
リアル側で自分に向けられた詭弁を冷静に観察できるのは、構造を知っているからというよりは「諦念」による影響の方が大きい。自分の場合は「諦念」だけど、他の人だったら「自信」とかでも良いんじゃないか、とか思う。
でもあれか。どうしても「勝たなきゃいけない」状況というのもあるのか。でも逆に言えば、やっぱり「勝たなくていい」なら自分の精神状態への影響(不愉快になったりとか云々)さえなければ問題ない気もする。
今は眠くて、判断に自信がもてない。とっとと帰ろう。