土曜〜月曜の雑記

・睡眠時間8時間くらい。どうにも金曜はいつも寝つきが悪いなぁ。今朝は寝ぼけた状態のところにAmazonのお届けで起床。発送が分散されてしまったので、明日も同じ感じになると思う。


・というわけで新しい通勤経路を定期であちこち巡ってきた。しかし古本屋をめぐった限りは特にめぼしいところはなかった。以前からずっと探している本は置いてなかったし、規模も小さめのが多くて他に望んだものが置いてるところもなかった。次回はもうちょっと別の店を巡ってみたいが、特にアテはないんだよな。100均でメモ帳バインダを売ってるところを探してるくらいだろうか。


・そしてメチャクチャ歩いて久しぶりに足が痛い。3DS歩数計が1万歩を越えてた。多少ストレッチをしてあとは休憩していよう。


・土曜中に読書を終わらせてしまうことにしたので、電車内と帰宅後に本を読んでた。
SNSの使い方も書いてあった。「全てのSNSを使う必要はない」ということも書いてあり、色々と腑に落ちた。FlashゲームサイトにTweetボタンは追加する予定だったが、自分の使っていないFacebookのいいねボタンを追加するべきかどうか迷っていた。で、「SNSは使う層に偏りがある」ということを前提として考え、ここにペルソナの概念を加えると「ペルソナがそのSNSを使っているなら対応すべき」という結論になり、であれば日本におけるFacebookのメイン層であろう「ビジネス層」はあまりターゲットではないので外して良いという結論に至る。せいぜい同業者や似た業者である「開発者」くらいだと思うが、こちらは別にTwitterでも良い気がしてるし。
ペルソナとして「外国人」も入れたいのだが、どういう経路で来るのかがさっぱりわからない。投稿サイトやアプリにどうやってその人達が辿り着くのかルートが全くわからない。以前の状況から考えると、Twitterでの拡散がどこかで日本と海外がつながってるのかなぁとか思うが。製品主体で考えると外国人でも遊びやすいゲームなのでユーザ候補になると思うんだけど、向こうの人がどういう経路でどういう意図で興味を持つのかというペルソナがさっぱり描けないのがなぁ。いまの本で多少は理解が進んだけど、ちょっと難易度が高い。とりあえず英語での説明くらいは用意しておくべきだとは思うが。
自分の立ち位置として確立すべきは「個人開発者」なのかなぁ。まだまだ数は少ないし、ゲーム開発に絞るとさらに少ないし、自分のタイプのゲームだとほぼ居ない。外国には居るのかもしれないが、日本では見かけない。そういう方向かなぁ。
この本でもロングテールについて書かれているのだが、いまの自分の認識とは違う。ここに書かれているのは少し前の自分の認識と同じである「コストがほぼなくなったからニッチな市場が成立する」というものだ。書かれていること自体はそこまで間違ってるわけでもないが、いまの自分の認識ではロングテールというのは大企業のための概念であり、「大企業であれば今までコストに見合わなくて捨てていたニッチな部分も、コストがほぼ0になり数がメチャクチャ多いのでトールヘッドと同じくらいの利益が上げられる」というものだと思ってる。
6年前に書かれた本であるせいか、セカンドライフについても書かれていてそこそこ高評価を受けている。いまの海外での評価はどうかわからないが、国内ではもう聞かない話だなぁ。
検索エンジンのキーワード選びはまた自分が誤りに落ちてしまってるのに気付いた。最終的なキーワードはそんなに変わらないが、また製品の説明寄りのキーワードになっており、ペルソナが実際にどういう検索を行うかから選定したわけではなかった。
あとがきで翻訳者による説明が色々とあった。セカンドライフの衰退についても書かれていて好印象。日本との状況比較とかもあるし、実りのあるあとがきは初めて見たかもしれない。


・そういうわけで読了。概ね方針は決まった。
まずはペルソナを確立しよう。最初は「Flashゲームユーザ」と「Twitterから見に来る人」の2人。後から「ゲーム製作者ワナビ」「外国人」も考慮して対応したいが、たぶんそれはしばらくあとになるだろう。
そのうえでネット上での活動やサイトを設定する。おそらく自サイトを本格的なFlashゲームサイト化する方向になるかと思う。
あとはひたすら積み重ねる。ゲーム作成を積み重ねるのはもとより、信頼も積み重ねないといけない。信頼に関してもこの本で多少は出てきたし、基本的なことではあるが「商品とは関係ないこと」を積み重ねていくことになるかなぁ。



・自分のエミュレーション能力を使えば、ペルソナの挙動をある程度の精度で推測できるはずだ。しかしいつの間にかエミュレーション能力自体がどうも劣化してきているようだ。おそらく「他人のことはどうでもいい」と本気で思ってるが故に、使わない筋肉が落ちる感じで能力が劣化してきてるのかなぁと思う。
だから時間をかけてまた取り戻そう。今までは単に「面倒事に巻き込まれないように」「変なふうに思われないように」という方向で進めていたが、今回は良く言えば「他の人達とつながるために」悪く言えば「お金を払ってもらうために」だ。


・そんなこんなでもう21時。ペルソナ構築は作業の一種なのでそもそも今日やるつもりはないが、ともあれあとは休みつつ早めに床につきたいな。


・ペルソナ構築にはTwitterはだいぶ有用な感じがするなー。
例えば自分と同じタイプのゲームがどこかのサイトで紹介されている場合、たいていTweetボタンも配置されてるし、そこから実際に言及している人達がわかる。その人達をリストに入れて観察していれば普段どんな行動をとっているか、どういう基準で判断しているかというのもなんとなく見えてくる。


・ゲハ系のブログは「邪魔をする」ことはできても「買わせる」のは難しいよな。そもそもいわゆる信者的な反応というのは帰属意識から来てると思うし、帰属しないといけないのは自分に無力感を感じるからであり、つまり大した能力がなくてあまり稼げてない人間ということになる。そういう購買能力がない人間を味方につけてもモノは売れないが、互いに貶め合うことで評判は悪化して購買は削がれる。全体として悪化するのでその手の存在は居なくなって欲しいのだが、それはムリな話だしなぁ。


・だいたい信者は「素性がよくわからない人間」であり、「信頼度」は低い。そして「会社」という単位も個人が見えないので不信感は高まりやすい。
その意味ではニンテンドーダイレクトのように"直接"個人が出てくれば信頼度は上がると思うので、ゲハまわりへの対応としては比較的妥当なのかなーとか思う。


・日曜日。睡眠時間7時間くらい。昨日は寝る前にBLEACHの小説(Spirits Are Forever With You)がどんな感じかちょっとだけ読もうと思ったものの、想像以上に面白くて結局1巻を読み終えてしまい、床につくのがものすごく遅れてしまった。途中で空腹も挟まったし。
そういうわけで12時頃に起きたのだけど、Amazonからの荷物で起きた訳じゃない。確か1冊だけなので、下の郵便受けとかに入れられてるのかなぁ。


・体調が良いのか悪いのかわからないが、「自分のコントロール」という概念からそこら辺を考えられそうだと思った。
体調が良い時は、自分のコントロールを自分の理性が100%の割合で握れている感覚だったと思う。
逆に言うと、いまみたいに体調の悪さのせいでコントロールの割合が削られたり、(読む方の)空気とかにより自分以外の要因でコントロールされたりすることで、精神的な体調が悪い気がする。


・買い出しから戻って下のポストを見たらやっぱりAmazonのが入ってた。


・モチベがいまいち上がらぬまま、Amazonから届いた本を読んでるうちにもう20時半。さすがに作業をする時間はもうないが、今回はそれほど後悔はない。そう思えるほど素晴らしい作品を久々に読んだ。才能にあふれた人が自分は好きで才能が発揮された作品が好きなんだけど、今回のコレは才能だけでなく愛にあふれた作品だった。メインアカウント側で書かないようであればこちらで何か書くかもしれないが、今はいまいち頭が回らないので今日はあとは風呂入ってメシ食って作り置きを保存して食器洗いして洗濯して明日の冷茶を準備して寝る。意外と作業あるな。まずは風呂から。


・作品の余韻にひたりつつ、この人の他の作品も読みたいなと思いながらふと腑に落ちたというか行動理念がまとまったことがある。
たとえば自分がいくらブログを書こうとも直接お金にはならない。信頼をいくら積み上げようともそれだけではお金にならないし、「信頼を得ればお金はついてくる」という概念は偽善的に過ぎて不信感が先に立つ。
だが、ならば、自分が100円程度のアプリすら購入を躊躇するのは何故か。それは決してお金がもったいないだけではなく、相手への信頼がないからではないか。相手の「質への信頼」「ウィルス的な挙動をしていないという信頼」など、相手をまったく知らない状態では信頼が0やマイナスから始まる。よく知ってる会社や続編を優先するのは、「この会社の作品なら大丈夫」「続編であればあのレベルの質は保たれるはず」という信頼があるからではないのか。
であれば、アプリの外で個人として信頼を積み重ねることは購入へとつながるのではないか、というのが今回考えたことの結論。答だけ見れば陳腐で偽善的だが、こうして考えると実践的で打算的な気がする。これなら信じで動ける。


・月曜。睡眠時間6時間半くらい。なんだかんだで床につくのが遅れ、思考の制御もできず寝つきが悪かった。


・上に書いてあることでわかるかどうかはわからないが、土日は明確に頭の動きが悪かった。いまも良いとは言えないが。睡眠不足だろうと思う。内側の言葉にならない部分での思考はうまくできてる気がするのだが、それを外部化(言語化)する際にうまくいっていない。


・それでも内部的な思考は進んだので、意味は不明かもしれないがとりあえず仮で言語化はしておきたい。
ここ3年間、体調がずっと悪いままだが、これは何か思い違いをしているのではないか。「体調が悪くてうまく自分をコントロールできない」と思っていたが、因果が逆なのではないか。つまり、「自分をコントロールしてないから体調が悪い」のではないか。
例えば狂気に身を任せると色々と見えたのは、狂気に奪われていたコントロールを取り返したからではないのか。前までの会社で体調が悪かったのは、他人に自分のコントロールを奪われていたからではないのか。不意に認識が改まるだけで体調が良くなったりするのは自分がコントロールを取り戻したからではないのか。少々作業し過ぎな状態にも関わらず体調が回復しているように思ったのはコントロールを自覚したからではないのか。


・というわけで、ここにきて再び「自制」の話になる。「自分をコントロールする」話になる。「自分の理性が自分の挙動(人生)を決める」話になる。
最後のフレーズはとてもスピリチュアルで拒否したい感じではあるが、要は「他のものにコントロールされていないか」ということ。あるいは「本当にその行動は自分の理性による制御なのか」ということ。あるいは「本能にコントロールを丸投げしすぎたのではないか」ということ。
まず、他人のワガママのために自分の行動をねじ曲げてやる必要はない。自分の狂気にコントロール件を渡してやる必要はない。自分の眠気は、、、まぁしょうがないかもしれない。
ともあれ、本能にコントロールを渡しすぎた。本能の意見には基本的に従うが、あくまでコントロールするのは理性側でないといけないようだ。体調が回復しなくなったのは本能優先主義に入った時期とも一致する。それまでも決して自制できていたとは思えないが、最低限すら放棄してしまった気がする。


・まぁそれはそれとして睡眠不足だ。単純に身体的な理由により制御が失われている。「失われている」なんて01で考えてはいけないかな。「奪われている」も違う。「割合が低い」だの「サブに落ちている」だの、そういうパーセンテージ的な表現でないと捉えきれてない。「視野が狭い」というのは単にメモリやCPUだけの問題ではなく、「理性のスレッドの優先順位が低く、CPU割り当てが少ない」とでも言うべき状況なのだと思う。そして睡眠欲求は優先度が極めて高いようだ。


・優先度か。情報を貪り食うのもまた優先度が高かったな。あれは睡眠欲求よりも大きかった気がする。だから寝不足になったりする。
思考は睡眠とどっこいどっこいか。勉強よりも眠気が勝ったりするし、寝ようとしても思考がグルグル回って眠れなかったりする。思考の質や睡眠欲の強さにもよるのかもしれない。
優先度を制御できたらな。ただ一つ「思考(理性)」の優先度さえ制御できたら。以前はあまりに優先度が高くて眠れなかった。いまは半端なおかげで寝つきがやや悪いこともあるが、それでも以前よりは解消されている。これを高くしたり低くしたりできれば。そうすれば眠れるし活動もできる。
しかし優先度をいじる方法がさっぱり思いつかない。


・思考の混濁は微妙に優先度が高い。半端な眠気では抑えきれないくらいには強い。
何かを理解しようとする思考は優先度がやや低い?勉強などでは簡単に眠気に負ける。読書も似た感じ。
ネタや連想はやや優先度が高い。思考の混濁と同程度のような気がする。ただし感覚的な連想の方は低い気もする。
くらいか、いま思いつけるのは。


・制御できないものに不安を覚える。制御できないから不安を覚える。一般的なものは入試とか就職とかだろうか。
入試とかの結果が自分で制御できないのはある程度しかたないとして、それ以外の「本来は制御できるはずなのに制御できてないもの」の方が問題か。主に「空気(読む方)」とか「夢(目標)」とか。
ここらへんは詭弁の理論が役にたったりするだろうか。詭弁とは「状況の制御」そのものだと言っても良い。だが詭弁は「人」にしか使えない。あるいは「他人」にしか使えない。意識すればするほど「自分」には使えない。「空気」までなら変えられるが、自分の内部で自分を覆う「概念」には使えない。


・仕事の方は待ち案件が多いので、今日はゆるゆるといまできるのを進めよう。待ち案件の方も対応はトータルしても1〜2時間くらいで済むはずだし。


・個人開発の進みはまずまず。あとは調整だけなのだが、もしかしたら今週中には終わらないかもしれないなぁ。


・仕事の方はまたモチベの問題というかひっかかる感じがして上手く進めず。まぁいまできる作業はこれ一つだけだから今日いっぱいかけても良いんだけど。


・自分のコントロールのために「あの時どういう感じだったっけ」とか考えるも拒絶される。仕事の方と同じ拒絶感。まぁ一晩ちゃんと寝てからの方が良いのかな。


・以前断続的にやった「理想を演じる」はどうにも途中で簡単に外れてしまう。土日をはさむとそもそも忘れてしまう。土日も外部に居る間は思い出そうとするのだが、家に居る時間が長いと意識がズレて外れてしまう。この方向はムリっぽいかなぁ。
別の方向で「コントロール」は考えないといけないのだろう。


・いまは体をコントロールすることはできる。当たり前のようだが、しんどい状態だと「いつの間にか家に帰りついていた」という状況もあり、この時のコントロールは完全に本能側に移譲しているように思える。そういう状況であれば単に「休め」で事足りる。
問題は脳・意識・理性・精神といったそっちの方向だ。方向まではわかるが、具体的にどれをコントロールすれば良いのかがわからない。「脳のアドレナリン量などをコントロールする」これはない。「意識の持ち方や向け方をコントロールする」というのは「ポジティブな意識を持ちづらい」などの状況を考えると確かに有用かつ一定の難度があると思う。「理性をコントロールする」というのはわかりづらいが、「本能に丸投げする」との対比を考えると「自分の行動の意味をちゃんと考えて実行する」という感じになり、これもこれで有用かつ一定の難度がある。「精神をコントロールする」は感情の制御とかまで含めた大きなものになるだろうか。そこまでは望まないな。


・となると、コントロールの対象は「意識と理性」かなぁ。特に今まで「自分の行動に理由などない」と思って行動してきたので、再び行動に理由付けをしないといけないだろうか。以前のような自縄自縛にはならないと思うが、自然な揺り戻しが発生していない状態で意図的に戻るのは色々と怖いというか色々と思い出すというか。
細かいことにまで理由付けをする必要はない。「なぜ歩き始める時に右足から出したのか」なんて一挙手一投足まで理由付けする必要はない。ただ、大目的である「実家で仕事できるようになる」や中目的である「個人開発を軌道に乗せる」から、小目的である「アプリ制作」「信頼の構築」とその手段あたりまでは説明可能でなければならないだろう。


・まぁ大目的に関しては理由などあってないようなものか。大目的はだいたい「そうしたいから」だ。それは信念の一種であり理屈よりも欲求に近い。
中目的である「個人開発を軌道に乗せる」は以前に考えたような気がするがもう一度。まず自分の能力が主にアプリ開発向きの能力であること。すでに環境には慣れてそこそこのコストで対応できること。1ヶ月に1つのペースでリリースできることは前回確認したので、作業の将来的な継続性が高いこと。あたりが主に「大目的を達成するためにこの中目的を選んだ妥当性」の説明になるかな。そしていまだにこの中目的が達成できていないので、それを達成するための手段として各種「小目的」が存在するはずだ。
いま実際の作業の比重が大きいのは実際の「アプリ制作」だ。だが、中目的を達成するための重要度に関しては「(知名度まで含めた)信頼の構築」の比率の方が高い。それでもなおアプリ制作の方を進めているのは単に「こういうゲームを作る人だという知名度と信頼を獲得するための手段」に過ぎないか。つまり「アプリ制作」自体が「信頼の構築」の手段(小々目的)に過ぎないように思う。まぁ同時に「実際にお金を得る」ための重要なコンテンツではあるのだが。
やはり現状の実際の作業で重要なのはやはり「信頼の構築」だろう。これに関して(アプリ制作以外)たいした作業ができてないのが現状の問題だ。土日も作業ができたとしても課金まわりをやろうとしていたし。
ただまぁそこら辺の準備が色々と揃えば色々なところへのレビュー依頼が出しやすくなるんだよな。急ぎではあるけど焦ってもいけない。特に3月は大した作業ができない可能性が高く、であれば早めに課金まわりを対応しておいて4月半ばあたりから本格的な活動を再開できた方が良いように思う。


・もう今週末には3月に入るし、予定を再検証するか。
まず、いま作ってるゲームは今週末くらいには完成させたい。ただ、それはいくぶん自分の焦りが混じっているので、「本当に3月頭でのリリースが妥当か」はこれから考える予定を鑑みて再考する必要があるだろう。
大前提として、3月は基本的に作業ができないものと考える。土日まで含めて、休める時間は本当に休むことだけに充てられると思った方が良い。つまり、3月はアプリの制作も宣伝もTwitterやブログでの信頼構築も一切できないものと考える。
で、4月からはまた今くらいの作業量に戻るはず。早ければすぐに個人開発に戻れるかと思うが、体調が下まで入った場合はその回復に時間がかかる。なので、4月半ばからの作業再開と予想するのが妥当だろうと思う。
また、6月が契約の最終月であるため、3月と同様にたいした時間が取れないと思う。つまり、次に大きめの作業ができるのは4月半ば〜5月末までの1ヶ月半であり、そこからさらに1ヶ月の修羅場と半月ほどの休養があり、それ以降はまた別の職場で働きつつ個人開発を進めていくことになると思う。
というわけで、2回の修羅場に中断されるため、信頼の構築などの継続的な作業を開始するのはややリスキーか。まぁわかってもらえるとは思うものの、それでも1ヶ月空いてしまうと信頼の再構築のコストがかかりそうなのが難点だ。
であれば、やはり課金まわりの対応を進めつつiOSでも「無料体験版(集)→有料版(アンロック)」の流れをちゃんと準備してから信頼を構築し始めたほうが良いように思う。つまり、4月半ばからはやはり課金まわりの対応を進めて5月末までにはちゃんと体験版集までのリリースは終了させておきたい。ここらへんの処理は会社ではつらいので、やはり土日の作業になるかと思うが、1ヶ月半分の土日があればなんとか対応は(モチベの問題が気になるが)可能だろう。そして平日の休憩時間はやはりまだ信頼の直接的な構築よりもアプリ制作などで弾を揃えつつ間接的な信頼構築を進めていった方が良さそう。
この手の「準備」に戻ってしまうのは昔の自分の弱さを思い出してしまい、「単に信頼構築に尻込みしているのではないか」とも思うが、仮にいますぐ一瞬で信頼を構築できたとしても、実際に購入してもらえるアプリはAndroid側の1個くらいだ(他は広告アプリだし、iOSは有料版が個別にあるものの体験版集をインストールしてもらえないと継続性に欠ける)。それはそれで決して悪いわけではないが、他を置いておいて急ぐほどに良くもない。特にiOSの無料体験版集をインストールしてもらえないのは大きい。ちゃんと進んではいるのだから、もうちょっとくらいは自信を持とう。


・予定をまとめる。
3月〜4月半ばの作業は予定しない。すべて休憩に充てられるものとする。
4月半ば〜5月の平日はアプリ制作、休日は課金まわりの対応を行う。
6月〜7月半ばの作業は予定しない。こちらも全て休憩に充てられるものとする。
7月半ば以降はまた別の会社?で働きつつ個人開発を再開し、信頼の構築など具体的に「売る」ための作業を進める。
つまり本格的な売り込みは7月半ば以降であり、いま作っているゲームを今週末に間に合わせる必然性は薄い。3月のまだ余裕がある時の対応でも良いし。4月半ばからの作業や4月前半の復帰の足がかりにしても良い。ということで、期間よりは質を重視することにしよう。ここで無意味に急いで質を劣化させて最終的な信頼を損なうことの方がよほど大きな損害だろう。


・というわけでメモ帳にも予定を書いていたが、そういえば5月の頭はGWだな。次のプロジェクトの忙しさが今のプロジェクトと同じくらいだと仮定すれば帰郷できると思うが。


・理想を言えば課金処理は3月で終わりにして、サイトの方の対応とかを進めたい。が、理想通りにいかないのもわかっている。ただまぁサイトの方もちゃんと準備してから売り込みは開始したいので、ここらへんも4月〜5月の作業に入れておこう。いまの見込みでは課金まわりは1ヶ月分の日曜日で対応可能だと思うし。モチベが下がっているとだいぶ困難な作業になると思うが。


・今年の前半は準備の年になることになる。依然として「のんきなものだな」という自分自身からのツッコミが脳内で入るが、どちらかというとそれは「コンテンツが重要でありPRは下である」という意識によるものであり、そちらの方が問題なように思う。「中身(コンテンツ)」も「それを知ってもらうこと(そして必要としてもらうこと)」もどちらも重要であり、知識としてならそこまで理解はしているのだが、いかんせん経験が足りず実感を伴わない。強いてあるとすれば「売れなかった」という事実だけだろう。だが、それだけでは「コンテンツだけが大事なのではない」ということは実感できても「PRなどが重要」というところまでは実感できない。レビューサイトの影響などを見てもまだ足りない。もっと実感する必要がある。もっと経験する必要がある。


・別の言い方をすれば、「ゲーム会社がやっていること」を全て一人でやっているわけで、本来それぞれの作業に「プロデューサー」「ディレクター」「プランナー」「プログラマー」「グラフィッカー」「サウンド」「広報」「経理」など1人の人間が割り当てられているわけで、本来であればそれらを当分割する感じで自分の作業は割り当てられるはずだ。だから、「プランナー」や「プログラマー」として作業したのと同じ時間だけ「広報」などの作業にも時間を割り振るべきだろう。


・今日はちゃんと言語化できているような感じがする。まぁちょっとぼやけた感じもするが、土日よりはずっとマシに思える。


・そういえばAndroidのレビュー依頼の反応がないな。と思ってサイトを見たがまだ候補どまりか。まぁ急ぎではないので良いのだけど、これがちゃんと通るとAndroidで体験版集を無料版に位置づけてちゃんとアピールできることになるので、結果は重要。結果は重要だが急ぎではないのでまたしばらく放置。連絡はあるはずだし。


・いわゆるドンハンのCMをYouTubeで見たが、まさか「無能な味方」がこういう形で現れるとは思わなかったなぁという別の印象を持った。
「最も問題なのは有能な敵ではなく無能な味方である」と思っているのだが、これは主に無知なままどこぞの会社などを叩くような「外部要因」を主にターゲットとして考えていた。(今だと反原発過激派とかがわかりやすい)
が、今回は「会社の広報」という「そこまではちゃんと統率がとれているべき場所」に無能を見て、「深い位置に居るほど無能さは害になるのだなぁ」とか変な感心をした次第。
ただまぁ意図はわかる。あんなグロくて薄暗い世界をそのまま押し出してもしょうがない。そもそものゲーム自体がニーズを考慮していないように見える。であればなんであれ「正しいことを伝える」よりも「とにかく人をかき集める」ことに集中するのは妥当であり、本来「無能」呼ばわりされるほどのことではないはずなのだ。
だが、その商品(広告)がファーストから出されること、サードを意識したうえにそこからユーザを奪う感じになっていること、ブランディングとしては妥当でないこと、あたりからすごく無能臭というか手抜き感というか目先しか見えてない感というかそういうのを強く感じたのであった。感じただけであり、本来は無能という評価が妥当ではないとは思うが。そして規模はわからないがそれなりには売れるのではないかと思うし。ちなみに現時点での予測では次に出るGOD EATERの5割〜8割くらいは売れると思っている。この相対的な評価はそれほど外さないのではないかと思うが、絶対的な評価(具体的に何本売れるか)については全く予測が立たない。PSP版のGOD EATERユーザがそのままVitaに移行するのか、PSP版のモンハンユーザはVitaを買ってモンハンもどきに行くのか3DSに移行するのか。そこらへんがさっぱりわからない。
あぁでも次のGOD EATERってPSPとVitaのマルチだっけ。そしてドンハンはVita専用。、、、いや、5割も行かないなこれ。おそらくGOD EATERの方の売上の8割くらいがPSPで残りがVitaになるだろう。マルチである以上、Vitaを買うキッカケとしてはかなり弱いが、PSPユーザはそのままPSP用のゲームを買ってもらえると思うのでPSPで30〜50万くらいはいけそう。となるとVitaは10万前後くらいだろうか。合計して40〜60万。。。60万もいくかなぁ。まぁともかくそれくらい。そしてドンハンの方がGOD EATERより先に出るんだよなぁ。それほどの吸引力があるとは思えないが、クリエイターの知名度やVitaの値下げを勘案すると10〜20万くらいはいくだろうか。20万を超えたら驚くが、10万を下回っても特に驚かないな。そもそもいまVitaで一番売れたのってなんだろう。
vgcartzで見たところ、Unchartedが世界で90万か。これを見ると結構な数字だが、日本だと12万本。日本に限定すると最大はP4Gの26万か。そうなると30万までならありうるかなぁ。でもやっぱり20万を超えたら驚くような気がする。時期的には「春休み前」であり、想定ターゲットであろう高校生〜大学生あたりはちょうど時間が空いてる時期なので、タイミング自体は悪くないので「10万もいかない」なんてことはない気がしてきた。逆に、この時期でこの質のが10万いかなかったらさすがにプロデューサーも広報も無能と呼ばざるをえないが、たぶんそれはないだろう。むしろタイミングが良かっただけなのに「あの広告のおかげだ」とか思うようであればアレだが。


・ついでなので3DSの売上とか見てた。
海外での3Dランドの方のマリオの売上すごいな。アメリカではトリプルミリオンを越えていま365万本。世界で合計すると811万本で何ミリオンと呼べば良いのかよくわからない状態になっている。
で、とび森はすごいな。まだ国内でしか発売してないようだけど、262万本。国内トップなうえに、確かまだ在庫切れになったりしてたんだっけ。海外でもわりと評価されていて、DS版は日本以外での売上がだいたい日本と同じだったから、今回もそうなると考えると500万本か。と考えるとマリオの方が売れてることになるのか?


・さらについでなのでPS2とかの方も見てた。
PS2GTAに関しては2000万本を超えてるのね。もはやミリオンとは1桁違う。そして意外とPS3でもCoDが1200万本だったりして、自分が思ってたより市場が大きい。厳密には海外市場が大きい。国内の値はむしろ想定より低いくらいだった。
PSPに関してはさすがにDSには及ばないものの、思ったほど海外市場も弱くはなさそう。ただ、日本で売れるものと海外で売れるものにかなりのバラつきがあるようには見える。


・久々に雑記を書くモチベが上がっているな。逆に仕事のモチベは下がっているが、一応最低限の作業はできてるのでよしとしようか。今月末のROMもあくまで確認用だしな。


・「そういえば二ノ国ってなんか新しいのが出るんだっけ?」みたいなうろ覚えな情報(ちなみに間違ってるっぽい)でちょっと検索してみたが、PS3版って海外で意外と売れてるのね。DS版は国内だけで50万、PS3版は国内だけだと20万だが世界合計で50万。こう見ると決して悪い数字ではないな。PS3タイトルとしてはTop200にも入らない数字ではあるが悪くはない。翻訳コストなどを考えてもこれなら資金は回収できてるように見える。となると、二ノ国PS3版を出す目的は海外だった?よくわからないな。


・LEVEL5のマーケティング能力は極めて高いと思っているんだけど、最近はよくわからないんだよな。ダンボール戦機とか売れてるらしいので衰えてはいないようだけど、妖怪のやつとか前述の二ノ国PS3版とかGUILD02のバラ売りとかの意図が読めない。ダンボール戦機や妖怪のやつであれば「自分がターゲットから外れている」でわりと納得できるんだけど、他のは自分がターゲットのようでいてでも全然ひっかからないのを不思議に思っている。まぁたぶんターゲットではないのだろうと思うが。GUILDシリーズは自分で言うところの体験版集みたいな立ち位置になるのかなぁ。オムニバスであることが重要なのではなく、小粒〜中粒な実験作を定期的に出すためのシステムみたいな。


・会社のモニタの上のカメラは気にならなくなったな。また使うような機会があれば気になるとは思うが。


・夕休み前後でようやく仕事ができるくらいにモチベ回復。そしていまできる作業の対応が一通り完了。残り1時間ちょい。あとは休憩と個人開発を進めていよう。